松尾氏が参画
2022-09-01 15:00:03
テクノエッジに新たな風、松尾公也氏が参加しメディア戦略を強化
テクノロジーをテーマにしたメディア「テクノエッジ」が、編集チームに松尾公也氏を迎え入れ、新たな展開に向けた第1歩を進めています。この参画は、読者層の拡大とメディアの多様化を目指す同社の戦略の一環であり、松尾氏の豊富な経験と独自の視点が大きな期待を寄せられています。
松尾公也氏は、業界でのキャリアが30年以上に及ぶベテラン編集者であり、国内外のテクノロジー領域に精通しています。スタートは、専門日刊紙「電波新聞」であり、AppleのMacintosh発売前の情報を翻訳していた経歴を持ちます。その後、日本ソフトバンクに転職し、出版事業部で「PC WEEK」という週刊誌の立ち上げに携わるなど、数々のメディアプロジェクトで重要な役割を果たしました。特に、MacUserやBeginners’ Macなど、若い読者層に向けたメディアを展開し、業界の発展に寄与してきました。
また、松尾氏はWebにおけるメディアの発展にも貢献。彼が編集長を務めた「Macintosh WIRE」は、後にZDNet Macとして再編成され、さらにはITmediaの運営にも深く関わってきました。ITmediaのトップページの記事セレクションへの関与や、直近ではITmedia NEWSの編集部デスクとして活躍していました。
松尾氏の強みは、テキストメディアに限らず、動画や音声コンテンツの編集・制作にも精通している点です。彼は、Twitterと連動したメディア「ONETOPI」の立ち上げを主導するなど、SNSの新しい活用方法に対する先見の明を持ち、特にポッドキャスト「backspace.fm」は多くのリスナーを抱える人気番組へと成長しています。彼のこうした実績は、テクノエッジの今後のコンテンツの拡充にも大きな影響を与えることでしょう。
編集長のIttousai氏は、松尾氏をチームに迎えることを決めた際、「その手があったか!」という感嘆の声をあげたといいます。松尾氏の豊富な経験とともに、自由な発想によって、テクノエッジのコミュニティとコンテンツが一層豊かになると期待されています。このような期待感は、他のメンバーにも良い影響を与えることでしょう。
同社代表取締役の鷹木創氏も、松尾氏と共に仕事をすることに大いに興奮を覚え、多くの期待を寄せています。テクノエッジと、その姉妹メディアテクノコアがまだ道半ばであるという認識のもと、松尾氏を強力なメンターとして迎えることで、両メディアの展開が一気に加速することが見込まれています。
松尾氏は、もともとシンセサイザーからコンピュータへと興味を広げ、キャリアの中で様々なメディア形式を追求してきました。今後は、テクノエッジを通じて、より多様なコンテンツを提供し、読者との距離を縮めるとともに、コミュニティ活動を活発化させることで、メディアの存在感をさらに高めていく方針です。この新しい挑戦に向けて、松尾氏の手腕に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社テクノコア
- 住所
- 東京都台東区雷門2-6-1ミハマビル 3F
- 電話番号
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