横浜市立市民病院がLINE初診予約システムを導入
近年、医療現場においてもデジタル化が進む中、横浜市立市民病院は患者の利便性を一層向上させるために、新たに「LINEを活用した初診予約システム」を導入することを発表しました。このシステムは、コモン・クリエーション株式会社が開発した「Med-Well」と呼ばれる予約システムを基にしており、患者は24時間365日いつでも予約ができるようになります。
利便性の向上
この新しいシステムの導入で、患者にとってのメリットが多数用意されています。まず、患者は自分の都合に合わせて、いつでも初診の予約を可能にします。これにより、医療機関の営業時間を気にせず、自分のペースで受診計画が立てられるのが大きな魅力です。
さらに、LINEから初診予約の確認や変更も行え、受診日の前日にはリマインドメッセージも届くため、忘れがちな予定をサポートします。システムの利用にあたり、一部診療科が対象外となる場合や、予約変更には一定の条件があることを留意していただく必要がありますが、全体的に利用しやすさを追求した作りになっています。
予約開始日
横浜市立市民病院での新しい初診予約システムは、令和7年3月17日から開始されます。患者がこのシステムを利用するためには、「横浜市立市民病院LINE公式アカウント」を友だち追加することで、24時間いつでも予約ができる段取りが整います。なお、電話による予約の方法は引き続き利用できるため、従来の方法も選択可能です。また、電子申請による診療申し込みは、3月末で終了する予定ですので、早めの対応が求められます。
さらなる質問やサポート
制度の詳細やサポートが必要な場合には、横浜市立市民病院の患者総合サポートセンターにお問い合わせください。担当課長である玉井理さんが、患者のあらゆる疑問に応じてくれるでしょう。
お問い合わせ先: Tel 045-534-3619
この新たなLINE予約システムの導入により、患者満足度の向上及び医療DX(デジタルトランスフォーメーション)による働き方改革が実現すると期待されています。患者に優しい医療環境の整備を目指す横浜市立市民病院の取り組みに今後も注目です。