アルミ製ミニマル空間t2、木更津に新登場!
SUSが開発したアルミ製ミニマル空間「t2」都市型モデルが、10月11日より千葉県木更津市の駐車場上部に建設されることが決まりました。このプロジェクトは、アルミ製パネルを使用し、都市部特有の様々な建築規制をクリアすることで、短期間での施工とコスト削減を実現したものです。
t2都市型モデルのポイント
t2は、2016年2月に耐火認定を取得したアルミパネルを構造材として採用しています。これにより、火災のリスクが高いとされる防火地域にも設置が可能です。特に、駐車場などの土地の上部空間を有効活用できる点が大きな特徴です。 施工は約4日間で行われる予定で、その詳細は特設WEBサイトでライブ中継されます。これは、予定通りに進めば、木更津市の象徴的な新しい空間が創造される瞬間をリアルタイムで見られる貴重な機会となります。
ライブ中継の詳細
- - 期間:10月11日(火)~10月14日(金)
- - 中継時間:8時30分~17時30分
- - URL:ライブ中継はこちら
- - 注意事項:工期は天候次第で延びる可能性があるため、最新の情報を確認してください。
t2の設計背景
このt2モデルは、特に都市部の限られた土地を有効に活用するために設計されました。一般的に、都市部では新たに構造物を建設する際に様々な規制が課せられますが、t2はその全てに対応可能な設計が施されています。例えば、工場で事前に製造されたパネルを現地で組み立てるため、施工にかかる時間を大幅に短縮することができ、周辺環境への影響も最小限に抑えられます。
環境にも配慮した設計
t2の設計には、リサイクルであるアルミの特性が活かされています。これにより、移設が容易で使わなくなった場合でも再利用が可能です。さらに、生活環境の変化に合わせて住まいを変更できる柔軟性を持っていることから、ライフスタイルの多様化にも対応できます。このような新しい形の住まいの提供は、多くの人々に新たな価値観を提供すると期待されています。
また、今回使用されるアルミパネルは、それぞれが耐火構造の国土交通大臣認定を取得しています。これにより、防火地域における建物の選択肢が広がり、より安心して使用できる建材としての評価も高まるでしょう。
未来に向けて
SUSは、2002年からアルミ材を用いた建築物の設計・開発に取り組んできた実績があります。今回のt2プロジェクトは、そうした積み重ねの中で誕生したもの。これからも、都市型モデルのような新たな建築様式が続々と登場することが期待されており、今後の動向が注目されます。
SUSのt2がもたらす可能性について、ぜひ注目してみてください。