2024年カーライフ実態調査の結果が発表される
2024年7月12日から16日までの間、ソニー損害保険株式会社が実施した「全国カーライフ実態調査」の結果が発表されました。この調査は、自家用車を所有し、月に1回以上運転する18歳から59歳の男女1,000名を対象に行われ、彼らの車選びの傾向や好み、現在のカーライフに関する実態が明らかになっています。
調査の概要
調査はネットエイジアによって行われ、対象はネットモニター会員の自家用車を持つ18歳から59歳の男女です。調査結果には、現在の車のボディタイプや、次に購入を希望する車種など、多岐に渡る質問が含まれていました。
現在の車の傾向
調査によると、現在乗っている車のボディタイプの第一位は「軽自動車」で35.0%を占め、次いで「コンパクトカー」が17.2%、そして「ミニバン」が16.4%となっています。特に、女性の利用者の間では「軽自動車」の人気が高く、47.4%がこのタイプを選んでいます。さまざまな年代においても「軽自動車」の割合が優勢で、10代や20代の女性では55.2%が契約しています。
エンジン・モーターの選び方
次に、エンジン・モーターのタイプについて質問したところ、最も多く回答されたのは「ガソリン自動車」で64.6%でした。ハイブリッド自動車は24.8%に上昇しており、昨年の19.0%から顕著な増加を見せています。これからの車選びでも、環境にやさしい技術の採用が増えていることが特徴といえるでしょう。
次に購入したい車
調査のもう一つの重要なポイントは、次に購入したい車についての回答です。第一位は「N-BOX(ホンダ)」で、4.4%の支持を得ました。続いて「プリウス(トヨタ)」が4.1%、そして「ルーミー(トヨタ)」が昨年の18位から大幅に昇進し、3位に入りました。以下、4位は「アクア(トヨタ)」、5位は「アルファード(トヨタ)」および「ノア(トヨタ)」となっています。
男女別に見ると、男性は「プリウス」がトップで5.1%の支持を得ており、女性は「N-BOX」が6.4%とダントツの人気を誇っています。これにより、特に女性の車選びには「軽自動車」のニーズが強いことが見て取れます。
まとめ
2024年全国カーライフ実態調査の結果は、現在のカーライフの実態を多角的に分析する重要な要素を示しています。これからのカーライフのトレンドや消費者のニーズに応じた製品開発が求められる中、特にルーミーの急上昇は注目に値すると言えます。今後もこの調査結果に基づいた車のトレンドが続くことが予想されるため、新車購入を検討しているドライバーにとって非常に参考となる内容です。