生成AIを活用した学習支援システムが日本教育工学会で発表
2025年9月27日から28日、日本教育工学会の秋季全国大会が愛知県のウインクあいちで開催されます。この大会では、株式会社デジタル・ナレッジが、生成AIを用いた新たな学習支援システムについて研究発表を行います。
デジタル・ナレッジは、eラーニング専門の企業であり、その導入実績は3,000を超えています。代表取締役社長のはが弘明氏がリードするこの企業は、教育分野における革新を目指し、学習者のサポートを強化するための研究を進めています。
発表のテーマと目指すもの
このセッションの中で発表されるテーマは、「生成AIによる学習履歴データから同定された学習スタイルに応じた学びの自己調整支援システムの提案」です。登壇者は、プラットフォーム事業部の枝窪悠氏で、彼はこの研究を通じて、個々の学習者に適したタイミングで学習支援を行える専属e学習ファシリテータの開発を目指します。
発表では、「いつ、どの場面の、どの学習活動で、どのような学習支援を行うか」といった点を明確にし、生成AIを活用した学習支援の具体的なシナリオを提案します。このアプローチにより、学習者の特徴やコンテンツの履歴データをもとに、より効果的な学びの支援が実現できると期待されています。
大会の詳細
大会は2025年9月27日(土)から28日(日)にかけて行われ、愛知県産業労働センターのウインクあいちで開催されます。参加には有料の登録が必要ですので、準備を進めている方々は早めの登録をお勧めします。発表セッションは、9月28日(土)15:10から16:00の間に行われ、ポスター発表形式で行われます。
デジタル・ナレッジの使命
私たちデジタル・ナレッジは、教育に関する夢と情熱をもって、学びの架け橋となることを使命としています。教育機関や企業の研修部門における知識の流通を効率化し、効果的に受講者に届けることを目指します。eラーニングの可能性を追求し、進化し続ける教育の世界を支えるため、革新的な技術を取り入れることに注力しています。私たちの目指す教育の未来には、ITを駆使した新しい学びの形があります。
この発表を通じて、教育分野における生成AIの進展と、その学習支援への応用が注目され、多くの参加者が新しい知見を得ることが期待されます。今後もデジタル・ナレッジの活動に注目が集まります。