江戸東京博物館のリニューアルオープンに向けたプロジェクト
東京都は、江戸東京博物館(通称:えどはく)のリニューアルオープンに向けた新たなプロジェクト「まだかなえどはく」を発表しました。このプロジェクトは、2026年春の再オープンを控え、多くの人々にその魅力を伝えることを目的としています。アクティビティやイベントを通じて、来館者とのつながりを深め、「えどはく」の待望感を高めていく計画です。
参加型企画の展開
今年度は、昨年度に好評だった展示や体験イベントだけでなく、都民からのアイデアを募集する企画も登場。特に注目されるのが、以下の二つのコンクールです。
「わたしのえどはく」展覧会アイデアコンクール
このコンクールでは、えどはくが収蔵する資料から気になるアイテムを選び、その資料を主役にした展覧会を構想します。
応募は小学生部門と中高生部門に分かれており、各部門で異なるテーマが設定されています。
- - 小学生部門: あなたが気に入った収蔵資料の「未来の姿」を描こう!
- - 中高生部門: 複数の収蔵資料を組み合わせて展示の「レイアウト」を考えてみてください。
応募期間は2025年7月15日から9月30日まで。
皆さんの独創的なアイデアに期待が寄せられています。
「えどはく幕の内弁当」アイデアコンテスト
さらに、「えどはく」が提供予定のレストランメニュー「幕の内弁当」のアイデア募集も行われます。自分が食べたいと思う弁当を考え、その特徴や自慢のポイントを示すことで、あなたのアイデアが実際に店舗で提供されるかもしれません。
応募期間は2025年7月15日14:00から9月24日14:00まで。特別審査員には、有名な料理家コウケンテツ氏が名を連ねています。
えどはくと遊びに行こう「どこでもえどはく」企画
展示場が休館中でも、えどはくの魅力を伝えるための移動企画「どこでもえどはく」もスタートします。
このイベントでは、家族で楽しめる展示や体験コンテンツを用意し、参加費は無料!
- - 第1弾: 2025年7月31日(木)から8月2日(土)まで、アーバンドック ららぽーと豊洲にて開催
- - 第2弾: 2025年8月9日(土)から11日(月・祝)まで、イオンモールむさし村山での開催が予定されています。
これらのイベントを通じて、江戸文化に触れる絶好の機会です。
公式HPで最新情報を確認
これらの企画やイベントに関する詳細情報は、公式HPでも発表されています。「私のえどはく」展覧会アイデアコンクールや「えどはく幕の内弁当」アイデアコンテストの応募要項は、
こちらのリンクを参照してください。また、どこでもえどはくのイベントについても
こちらで確認できます。
江戸東京博物館についての簡単な紹介
東京都江戸東京博物館は、1993年3月に開館し、江戸と東京の歴史的な文化を振り返り、未来の都市と生活について考える場として知られています。現在、大規模な改修工事のため2022年4月から2026年春まで休館していますが、リニューアルオープンに向けた準備が着々と進んでいます。この新しい体験が、どのように私たちを迎えてくれるのか、今から非常に楽しみです。