ロイヤルホストがEV充電器導入で地域貢献を強化
ロイヤルフードサービス株式会社(東京都世田谷区)は、その運営するレストラン「ロイヤルホスト」のいくつかの店舗に、電気自動車(EV)向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」の急速充電器を導入しました。この取り組みは、EVユーザーの利便性を向上させ、地域社会における充電インフラの整備を進めることを目的としています。
EV充電インフラの必要性
環境問題への対応が急務となる中、2030年には全国に30万口のEV充電器の設置が求められています。特に、飲食店舗での充電は、停留時間を活用して行えるという点からも重要です。ロイヤルグループは、『食とホスピタリティ』を掲げ、地域社会に貢献することをビジョンに掲げ、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた活動を行っています。
環境への取り組み
ロイヤルフードサービスの経営ビジョンには、『資源・環境』が含まれ、2013年度比でCO2排出量を36%削減、食品ロスも15%削減する目標を設定しています。こうした中で、食品残渣のリサイクル発電への活用や省エネ施策の推進を行い、持続可能な運営を実現しています。さらに、EV充電器の設置は、環境への配慮を深化させる重要なステップであるとされています。
充電環境の整備
テラチャージの代表取締役社長、徳重徹氏は、「食事の時間を利用して充電できる店舗は、EVユーザーにとって非常に理想的な環境を提供できる」と述べており、ロイヤルホストとの連携によって地域社会における充電インフラの拡充が期待されています。
お客様への利便性向上
ロイヤルフードサービスでは、EV充電器の導入により、訪問するお客様がより快適に充電できる環境を整えています。これにより、飲食店の滞在時間を有効に利用することができ、EVユーザーに新しい価値を提供することが可能となります。さらに、充電器の設置は、地域社会にとっても重要なインフラの整備につながります。
明るい未来に向けて
ロイヤルグループは、食とホスピタリティを通じて、地域の皆様に喜ばれるサービスを続けていくとともに、環境問題への取り組みを加速させ、持続可能な社会の実現に向けて一層貢献していく意向です。今回のEV充電器の導入は、その第一歩ともいえる新たなスタートであり、地域の声に耳を傾けた取り組みとして、多くの期待が寄せられています。
ロイヤルホストは、より良いサービスと地域貢献を目指し、今後も創意工夫を行っていくことで、持続可能な未来の構築に寄与していきます。