株式会社エイシスによる違法アップロード対策の全貌
近年、二次元コンテンツの健全な流通が求められる中、違法アップロードは深刻な社会問題となっています。この状況を受けて、株式会社エイシスでは、2014年から違法アップロード対策に取り組んできました。本稿では、これまでの活動実績や今後の方向性について詳しくご紹介いたします。
違法アップロード対策に関する背景
著作権を侵害する違法アップロードは、コンテンツの制作に携わるクリエイターや企業に多大な損害を与えます。特に個人クリエイターにとって、その対応は難しく、事実上の無力感を感じることも少なくありません。エイシスは、こうした問題を解決するため、削除要請の代行や監視体制の構築を進めています。
主な取り組み
エイシスの主な活動は、以下の2つに大別されます。
1.
削除要請の代行
2.
違法アップロード監視システムの運用
これにより、クリエイターや利用者の権利を守るための実績を積み重ねてきました。その結果、著作権者に代わって行ったDMCA(デジタルミレニアム著作権法)申請や、違法サイトへの削除要請は数多くの実績を残しています。
過去の活動実績
直近の活動報告として、2014年7月から2024年12月までの累計実績を以下に示します。
- - DMCA申請件数: 4,322,704件
- - 違法アップロードサイトへの削除要請件数: 3,343,983件
- - クリエイターからの情報提供件数: 235,469件
- - ユーザーからの情報提供件数: 8,933件
特に2024年後半においても、41,035件のDMCA申請と62,934件の削除要請が提出され、違法コンテンツの削除に向けた取り組みは継続的に行われています。
クリエイターとユーザーの協力
エイシスでは、クリエイターやユーザーからの情報提供も重視しています。特にクリエイターが直接、相談や通報を行える仕組みを整え、ダイレクトにサポートを行っています。また、ユーザーに向けては専用フォームを提供し、簡単に情報提供できる環境を整えています。
今後の展望
弊社は、違法アップロードへの対策だけでなく、予防策にも力を入れています。特に、違法行為に至る「動機」に目を向け、正規流通を促進するためのサービスを展開しています。その一つが『みんなで翻訳』という取り組みです。このプログラムは、コンテンツの正規流通を促すことを目的に、翻訳作業を多くの人が携わることを奨励するものです。詳しくは
こちらをご覧ください。
今後も、エイシスでは継続的な取り組みを行い、クリエイターや利用者の権利を守る環境を整えていく所存です。私たちの活動に対する理解とご協力、誠に感謝申し上げます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社エイシス
- - 所在地: 東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル12階
- - 代表者: 藤井純
- - 事業内容: インターネット関連事業
- - 公式サイト: エイシス コーポレートサイト