チームラボの新しいアート空間が大阪に誕生！自然現象をテーマにした「風と雨と太陽の草原」

チームラボが創り出す新たなアート空間

2024年10月5日（土）、大阪のカンカン工場の敷地内にチームラボが手がけた新たなアート空間「風と雨と太陽の草原」がオープンします。このプロジェクトは、日常的な自然現象である風、雨、太陽をテーマにした作品群を展開し、見る人々に新たな感覚をもたらすことを目的としています。

自然現象を感じるアート

この作品群は、チームラボが提唱する「環境現象」のコンセプトのもとで制作されました。例えば、強風が吹くことで美しい光の作品が空に浮かび、雨が降ると浮遊する無数の光の結晶が現れ、太陽が昇ると虹色の光の円が生じます。これらの作品は、単独では存在せず、自然の環境によってその存在が成り立つとされています。

「風と雨と太陽の草原」は、美しい草原を背景にしたカフェを併設しており、カフェの来店者のみが作品を体験できます。カフェ予約は専用サイトからが可能です。

作品のシンフォニー

訪れた人々は、静かな草原で周囲を見渡しながら、日常の喧騒を忘れ、作品との対話の時間を持つことができます。茶を点てると、その動作がリズムを持ち、音色を奏でるという他に類を見ない体験が可能です。近くにいる他の作品とも共鳴し、音と光のダンスが一体となる様子は、まさにアートが生きているかのような感覚をもたらしてくれます。

日中と夜の二面性

チームラボの顕著な特徴は、時間によって変わる作品の印象です。日中、太陽が最高の位置に達した瞬間、草原の中に《太陽のための階段》の展示が輝き出し、訪れる人々を魅了します。一方、夜になると強い雨が降ることで草原は新たな顔を見せ、無数の光の結晶が舞う幻想的な風景が広がります。

アクセス情報

この新たなアート体験の場は、大阪府東大阪市岩田町に位置するカンカン工場内に誕生しました。カフェの利用者に限定された体験ですが、アートの魅力を存分に感じられる場所となっています。

訪れる際には、ぜひカフェの予約をお忘れなく。自然現象をテーマにしたアートと、リラクゼーションのひとときを、中で味わいましょう。