糖尿病による視力低下を防ぐ最新治療と緑内障研究に迫る講座
2024年11月21日(木曜日)、東京都医学総合研究所が主催する第6回都民講座が開催されます。この講座では「楽しい世界を一生見続けるために」をテーマに、糖尿病黄斑浮腫の最新治療法と緑内障に関する基礎研究が紹介されます。
開催概要
- - 日時: 2024年11月21日(木曜日)午後2時30分から午後4時まで
- - 会場: 東京都医学総合研究所講堂およびWeb会議システム「Zoom」によるハイブリッド形式
- - 定員: 600名(対面100名、オンライン500名)
- - 申込方法: 事前申込制(先着順)、参加費は無料
講演内容
今回の講座では、徳島大学大学院医歯薬学研究部の三田村佳典教授をお招きし、最新の糖尿病黄斑浮腫の検査や治療進歩について解説します。糖尿病網膜症は糖尿病患者に多く見られる疾患であり、特に黄斑部分にむくみが生じることが特徴です。この状態が進行すると、視力が低下したり物が歪んで見えたりします。分かりやすく、最新の検査機器や抗血管内皮増殖因子療法(抗VEGF療法)といった治療法への理解を深めることができます。
また、東京都医学総合研究所の原田高幸参事研究員が行う、緑内障に関する基礎研究も重要なテーマの一つです。緑内障は日本における失明原因の一位であり、眼圧を下げることが主な治療法ですが、それだけでは不十分なケースも多々あります。そのため、原田氏は緑内障モデル動物を用いた研究を通じて、網膜や視神経の保護・再生に向けた新しい知見を披露します。
参加方法
参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。対面での参加を希望する場合は、郵送またはメールでの申し込みが可能です。郵送の場合は、往復はがきに必要事項を記載して申し込む必要があります(締切: 11月14日必着)。メールでの申し込みは、指定の件名で申込専用アドレスに送信してください。
オンラインでの参加を希望する方は、東京都医学総合研究所のホームページから登録フォームにアクセスし、申し込むことができます。
締切について
全ての申し込みは11月14日(木曜日)までとなります。早めの申し込みをお勧めいたします。視力を守るための最新情報が得られる貴重な機会ですので、是非ご参加ください。