第7回ストリートファニチャーデザインコンペティション開催
横浜市中区に本拠を置くストリートファニチャーデザインコンペ運営委員会は、「第7回ストリートファニチャーデザインコンペティション」を発表しました。このコンペは、地域住民とともに街を楽しくするアイデアを生み出し、街の活性化を図ることを目的としています。今回のテーマは『花と緑で街を楽しくする』であり、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会への期待が寄せられています。
コンペの背景と目的
過去6回にわたり開催されてきたこのコンペは、横浜の魅力をいかに引き出すかを様々な角度から考える機会として、多くのクリエイターや市民に親しまれています。第7回目を迎えるにあたり、今回は特に『花と緑』というテーマが掲げられ、これが2027年国際園芸博覧会の盛り上がりに寄与することを期待しているとのことです。
横浜の街が世界中から注目されるタイミングにおいて、花や緑が人々に幸福をもたらし、街の風景を彩ることへの意識を高めることが本コンペの目的です。また、GREEN×EXPO協会からの後援も受けており、信頼性のあるイベントとして広く認識されています。
募集要項
特に参加資格は設けられておらず、個人でもグループでも応募が可能です。また、作品数に制限もありません。応募者は自由に素材、大きさ、機能を選択して街に楽しさをもたらすストリートファニチャーの設計を行うことができます。屋外展示を想定しているため、耐候性に配慮したデザインが求められます。
提案の提出先は、スカイビルとそごう横浜店の間にある広場「はまテラス」です。特別に設定された予算内で実現可能なデザインであることが条件となります。
賞と審査委員
選ばれた優秀な作品には賞状と賞金が授与され、特に優れた3作品には5万円の賞金が、佳作には3万円の賞金が贈られます。審査は著名な専門家たちによって行われ、建築家やランドスケープデザイナー、ガーデンデザイナーなど、多彩な視点から行われます。
審査委員長には建築家の飯田善彦氏が名を連ね、他にも熊谷玄氏や吉谷桂子氏といった業界のエキスパートが審査に参加。これにより、作品の多様性がさらに広がることを期待しています。
今後のスケジュール
作品提出の締切は2025年11月24日(月)21:00。一次審査は2025年12月6日、最終審査および表彰式は2026年1月17日に横浜市開港記念会館で行われる予定です。実際の作品設置は2026年3月19日から4月末までの期間に、「はまテラス」で行われる予定です。
このコンペを通じて、横浜の花と緑の魅力を再発見し、街の未来を共に考えていこうという取り組みが期待されます。この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
詳細については公式ホームページをご覧ください:
公式ホームページ