OPTiMがバージョン10.1を新たにリリース
株式会社オプティムが提供するMDM(モバイルデバイス管理)およびPC管理サービス「OPTiM Biz」が、最新のバージョン10.1にアップデートされました。この新バージョンでは、特にAndroid端末に向けたアプリケーション配信機能やセキュリティ機能の強化が目立ちます。さらに、業務での効率化を図るための運用面での利便性向上も実現しています。
Android向けアプリ配信機能の強化
新バージョン10.1では、Android向けの「アプリケーション配信機能」における「アプリ構成設定」が大幅に改善されました。具体的には、各端末のシリアル番号や製造番号(IMEI)を活用したアプリ配信が可能になります。これにより、手動で行っていた設定を省略し、一括での配信が実現。管理者の作業負担が大幅に軽減され、サードベンダー製サービスとの連携が容易になるとのことです。これは、企業にとって非常に大きな利点です。
追加された変数としては、シリアル番号、製造番号(IMEI)、ユーザーID、GUIDなどが挙げられます。これにより、各端末に適した設定が自動で行われるため、運用がシンプルになります。
インターネット接続管理の新機能
新たに「グローバルプロキシ設定」機能が追加され、Android端末のインターネット接続管理がより柔軟に行えるようになりました。手動でホスト名やポート番号を入力するだけでなく、PACファイルの配置場所のURLを指定してグローバルプロキシを簡単に設定することができ、これによりセキュリティ強化に寄与します。ネットワーク管理においても、より高いレベルでの対応が可能になります。
WindowsとiOSの新機能
また、Windows版ではWi-Fi設定にWPA3を加え、より安全な無線通信が可能になりました。iOSデバイスにおいては、紛失モード中の鳴動オプションが実装され、紛失時の対応も効率化されています。
OPTiM Bizの特徴
「OPTiM Biz」は、企業で使用されるスマートフォンやタブレットの管理とセキュリティ対策を、ウェブブラウザーから容易に実施できるサービスです。特許技術を活用し、業界最多の対応機種数を誇ります。また、大規模な組織の構造を視覚化した階層管理機能や、直感的な管理画面もその強みとなっています。デジタル化が進む現代において、企業の運営効率を上げるための強力なツールです。
まとめ
株式会社オプティムのMDM・PC管理サービス「OPTiM Biz」がバージョン10.1にアップデートしたことで、新たに追加された機能が企業の業務効率を更に向上させるでしょう。これにより、各社はセキュリティ面での強化と作業効率の両立を図ることが可能になります。最新技術を駆使した「OPTiM Biz」のさらなる発展に期待が寄せられています。