ツヴィーゼル・フォルテッサグループが誕生
ツヴィーゼル・フォルテッサグループが新たに誕生し、ブランドとしての展望を日本市場に向けて広げています。この新しいグループの設立は、ヨーロッパ・アジア市場に広く展開するツヴィーゼル社と、北・南米でマーケットリーダーの地位を誇るフォルテッサとのジョイントベンチャーによって実現しました。ツヴィーゼルグラス社のCEO、アンドレアス・ブスケ氏は、長年のビジネスパートナーシップを背景に、この新たな連携が互いのビジネス拡大に最適であると述べています。
日本市場へのアプローチ
日本を訪れたブスケ氏は、銀座や日本橋を中心とした市場調査を行い、日本の消費者がブランドに対して強い意識を持ち、品質を重視していることを実感しました。ツヴィーゼルは、150年以上の歴史を持つ高品質な製品を提供し続けており、日本においても信頼されるブランドとしてのポジションを確立しています。今後は、ワインやテーブルアイテムなどの商品ラインナップを強化し、様々な消費者にトータルでアプローチしていく予定です。
商品の魅力とライフスタイルの提案
ツヴィーゼルのグラスは、品種やタイプに応じた多彩なラインナップが特徴です。デザイン性の高さや優れた透明度、耐久性はもちろん、視覚から音に至るまで、さまざまな感覚で楽しむことができる優れた製品です。ブスケ氏は、乾杯の音を楽しむなど、感覚的な体験を提供することを強調し、消費者が自分や大切な人への贈り物として選ぶことができる多様な製品を展開しています。
加えて、フォルテッサも高品質で美しいデザインの製品を提供しており、ツヴィーゼル・フォルテッサグループとしての誕生により、消費者のニーズに合わせた「どう楽しむか」という新しいアプローチを提案していく考えです。
今後の展開
今後、グループは日本市場におけるブランドコンセプトを明確化し、商品のロゴやパッケージデザインを統一することで、顧客への印象を強化したいとしています。また、これまでホテルやレストラン向けに展開してきたフォルテッサ商品を、一般消費者にも提供する方向で検討しています。新商品の展開に加えて、テーブルマットや器類といった新カテゴリーの商品を一般向けへの展開も視野に入れています。
さらに、最近買収したダフ社のブランドも加わり、リサイクルフェルトやビーガンレザーのサステイナブルな製品を展開することで、消費者ニーズに応える姿勢を強化しています。多様なテーブルウェアアイテムとトレンド発信力を活かし、一般消費者とプロフェッショナル市場でのバランスの取れた展開を目指しており、顧客満足度を維持しながらビジネスを発展させていく方針です。
今後のツヴィーゼル・フォルテッサグループに対する期待が高まります。
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