フィンランドの新素材展示
2019-11-01 11:00:00

フィンランド企業が日本に初上陸!革新的な木材WLT®を展示する展示会

フィンランドの木材技術が日本の建設業界に革新をもたらします。フィンランド企業「Aalto Haitek」が、2019年11月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催されるJapan Home & Building Show 2019に出展し、最新の木材製品である「WLT®」を日本初公開します。WLT®は、波層木材技術を用いており、従来の木材よりも優れた強度を持ちながら、環境にも優しい製品です。また、フィンランドログハウス推進協会の設立も発表され、フィンランドのログハウスの魅力を幅広くアピールします。

Aalto HaitekとWLT®の革新


Aalto Haitekは、木材建築や建設業界向けの製品を設計・開発・製造するフィンランドの企業です。新しく生産を開始するWLT®は、複数の木材を組み合わせて圧縮強度と張力強度を高めた集成材で、無添加素材であるため、施工時に化学薬品を使用しません。これにより、施工後も安全な住環境を保つことができます。CEOのTiina Kapela氏は、WLT®が提供するシンプルかつ柔軟な構造が建設業界において革命的な解決策になると、強調しています。

フィンランドログハウス推進協会の設立


さらに、フィンランドのログハウス製造を行う企業が連携し、「フィンランドログハウス推進協会」を設立しました。この協会はフィンランドから輸入した建築資材を使用したログハウスの普及を目指し、高品質な住宅の供給と国民生活の向上を図ります。展示会では、ヨーロッパ赤松を使用したログ壁のサンプルも展示される予定です。

スマート林業とIT化した森林管理


フィンランドはスマート林業にも注力しています。ICT技術を駆使した森林管理により、持続可能な木材供給体制が確立されています。PEFC認証を取得した森林が多く、計画的な伐採が実施されています。また、作業効率化のためにデータベース化や3Dモデルの可視化を進め、環境保全にも寄与しています。

木材由来の多様な製品化


フィンランドでは木材を活用した新しい製品の開発も活発です。白樺の繊維を使った衣料や、バイオプラスチック製の車体など、木材利用の範囲は広がっています。この取り組みにより、持続可能な社会の実現を目指しています。

健康的な住宅と物流の重要性


フィンランド国内でもログハウスは再評価されています。教育施設や高齢者施設の改善のために、ログハウスの導入が進んでいます。その理由は、150年以上の耐久性や調湿性、安全性にあります。これにより、快適な住環境を実現し、健康的な生活が営まれています。フィンランドでは、新築住宅の約20%がログハウスとして建てられており、その品質の高さは世界中で評価されています。

まとめ


今後のフィンランドの木材技術は、日本市場においても大きな影響を与えるでしょう。Aalto Haitekが日本で初めてWLT®を披露し、フィンランドログハウス推進協会の設立が、さらなる発展を促進します。Japan Home & Building Show 2019は、これらの最新技術と理念が融合する重要な場となることでしょう。

会社情報

会社名
Business Finland
住所
東京都港区南麻布3丁目5−39
電話番号

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