韓国文化を支える新たなラーメン
神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科の学生たちが、千葉県千葉市にある「麺場田所商店」を展開する株式会社トライ・インターナショナルとのコラボレーションで、ハラルフレンドリー対応のラーメンを開発しました。これにより、学生たちは食の多様性をテーマに、日本の発酵文化を世界中に広めようと取り組んでいます。
共同開発の背景
このプロジェクトの背景には、鶴岡公幸教授のゼミでマーケティングを学ぶ学生たちの熱意があります。特に、トライ・インターナショナルが持つ「千葉から世界へラーメン文化を発信する」というビジョンが学生たちの共感を呼び、プロジェクト提案を実現させました。神田外語大学も「世界で活躍できる人材の育成」という理念を掲げており、この連携には多くの共通点があるのです。
ハラルフレンドリー対応のラーメン
開発されたラーメンは、味噌味と醤油味の2種類です。使用される麺やスープの素材は全てハラル認証済みであり、厳しい基準に配慮した宗教的な決まりを尊重したメニュー提供となっています。この点が、ハラルフレンドリー対応の特徴です。学生たちは特にアレルギーや宗教的な食事制限を持つお客さまに寄り添い、食の多様性を更に広げることを目指しています。
メディア向け発表会と試食会
このプロジェクトは、実際に発表されるイベントとして2025年12月4日に試食会を開催します。ここでは、開発に関わった学生たちや企業の代表者が登壇し、ラーメンの特徴や開発の経緯を詳しく説明します。また、参加者には実際に試食してもらえる機会も用意されており、食文化を学ぶ絶好の機会です。
プロジェクトメンバー
このプロジェクトに関わる学生たち名は以下の通りです。
- - 望月莉子さん(国際コミュニケーション専攻 4年)
- - 天重泉美さん(国際コミュニケーション専攻 4年)
- - 高橋那緒さん(国際コミュニケーション専攻 4年)
彼女たちは、日々の学びの中で自身の専門性を生かしながら、このプロジェクトに取り組んでいます。もちろん、アドバイザーとして活動している講師もおり、彼らの経験や知識が学生たちの成長を促しています。
終わりに
今回の取り組みは、食の多様性を尊重しつつ、日本の発酵文化を国際的に発信するという重要な目的があります。鶴岡ゼミ生たちの情熱と、企業のビジョンが融合したプロジェクトから、これからのラーメン文化に新しい風が吹くことでしょう。今後の展開からも目が離せません。