780年以上の歴史を持つ五人百姓池商店
香川県琴平町に堂々たる姿で根付いている「五人百姓池商店」。1245年、金刀比羅宮の境内で始まったこの飴屋は、780年以上も伝統的な「加美代飴」の製造を続けており、地域に深く根差した魅力を有しています。近年、同社は単なる飴作りにとどまらず、持続可能なまちづくりを目指す新たな挑戦を始めました。この度、ソニー銀行の「Sony Bank GATE」において、投資型クラウドファンディングによる資金募集を行うことが発表されました。
伝統を受け継ぐ挑戦
「五人百姓」という名前は、金刀比羅宮に伝わる5家系を示しており、長い歴史の中で神事を手伝いながら今も飴を作り続けています。この伝統は現代にも受け継がれ、ただの製品提供ではなく地域の文化や魅力を広める活動にも熱心に取り組んでいます。
魅力的な体験の提供
同社の店では、訪れる人々が飴作りの過程を見ることができる工場見学や、カフェスペースでのリラックスタイムを楽しめる場を提供しています。さらには、実際に飴づくりを体験するプログラムを用意し、講演会「人に伝えたくなる琴平学」を開催するなど、多様な活動を通じて地域の歴史や文化を深く学ぶ機会を提供しています。
地域素材を活かした新商品
五人百姓池商店は地域の特色を大切にし、香川県産のフルーツを用いた「恵みの飴」シリーズや、香川県・高瀬産の紅茶を使った「あめ茶」、さらにサトウキビを活用した新たな飴製品の開発にも挑戦しています。これにより、地域産業の振興と持続可能性を模索しています。
マネージャーとしての役割
同社の28代目社長である池龍太郎氏は、観光庁認定の「観光地域づくりマネージャー」としても活躍。町の魅力を全国に発信するため様々なイベントや講演を通じて琴平町のブランド力強化に努めています。「人生で何度も訪れたくなる町へ」という理念のもと、地域住民と共に観光産業を支える持続可能なまちづくりを進める姿勢が注目されています。
クラウドファンディングの仕組み
ソニー銀行は社会的な課題解決を目指し、このプロジェクトを支えるための投資型クラウドファンディングを実施します。出資者には特典として、五人百姓池商店特製のNFTが贈られる予定です。出資金1口10,000円から、目標金額3,000,000円を設定しているとのこと。
受取方法と期間
投資を行った方には、2026年3月11日頃にシリアルコードがメールで送付され、そのコードを用いてNFTを受け取ることが可能です。受取期限は2026年4月30日まで設定されています。
おわりに
五人百姓池商店は、ただ単に飴を販売する企業ではなく、地域を巻き込んだ持続可能な未来を築くための活動を展開しています。この挑戦は地域の文化や産業を支える大きな力となることでしょう。これからの彼らの活動には、大いに期待が寄せられます。