アートと自動車の共同保有プラットフォーム、& OWNERSが注目の若手作家の作品を成功裏に売却

共同保有プラットフォーム「& OWNERS」



『& OWNERS』(旧称:ANDART)は、アート作品や高級車などの実物資産を少額から共同で保有できるプラットフォームです。これにより、アート愛好者や投資家は、世界的に有名な芸術家の作品を共同で所有し、その販売や取引を行うことができます。現在では、合計47のコレクションを展開し、作品や資産の共同保有だけでなく、その権利の売買も可能となっています。利用者は、手元にアートや高級車を持つ実感を得られると同時に、経済的なリターンも期待できます。

売却事例:友沢こたおの《slime XCVIII》



最近、友沢こたお氏の作品《slime XCVIII》が、公開時の価格42万6000円から390%増となる180万円で落札されるという興味深い事例がありました。この作品は、2021年11月から取り扱いを開始し、3年間の共同保有期間を経ての売却。オーナー権保有者には、売却による利益が配分され、作品は次のオーナーへと渡ることになります。このような成功事例は、今後のアート市場における投資の可能性を高めるものであり、多くの人々がアートとその価値について再考するきっかけでしょう。

アートと社会の未来を考える



「& OWNERS」の根底には、アートとテクノロジーを融合させて新たな資産形成の形を模索する意義があります。アートの所有は、単なる資産管理にとどまらず、所有者の感情や思い出、さらには文化的な価値をもたらすものです。このユニークなプラットフォームでは、アートという特別な体験を共有することで、新しいコミュニティの形成が可能になります。

自動車取扱いに関する展望



2024年7月以降、アート作品に加えてスーパーカーのランボルギーニなど、より多様な資産の取り扱いが始まる予定です。自動車愛好者とアートファンが集うイベントも企画されており、共通の「好き」という気持ちを通じて、異なるジャンルで交流できる場が提供されるでしょう。これにより、文化的な交流の場としても期待されているのが「& OWNERS」です。

企業概要と今後の展望



株式会社AND OWNERSは、2018年に設立され、テクノロジーを通じてアートと社会を結ぶことを目指しています。現在は、アート市場の活性化のため、多くの投資サービスを展開しています。今後の活動としては、アート作品と車両の売買仲介事業や、自社メディアでの情報発信など、多岐にわたるサービス展開を予定しており、アートの魅力をより多くの人々に伝えることを目指しています。

URL:& OWNERS公式サイト

このように、アートや自動車の共同保有という新たな形態が生まれつつある中で、今後の「& OWNERS」の成長と社会への影響が注目されます。時代に合わせた新しい投資スタイルが、どのように広がっていくのか、その行く先を見守りたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社AND OWNERS
住所
東京都千代田区丸の内2丁目7番2号 JPタワー29階
電話番号
03-5288-5036

トピックス(経済)

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