2023年7月23日、愛知県の社会福祉法人中部善意銀行にて、とても感動的な寄贈式が行われました。
この日、JA愛知信連の理事長である磯村幹夫氏が、愛知県産のアールスメロンを全児童養護施設に寄贈するという素晴らしい取り組みの一環としての催しです。愛知県内にある35の児童養護施設には、合計1,352人の子供たちがいるのですが、今回の寄贈を通じて、彼らに食の大切さや農業の重要性を感じてもらおうという意図があります。この取り組みは2016年に始まり、これまでにメロン、巨峰、イチゴ、ポンカン、スイカ、柿、梨など、計17回にわたり寄贈が行われています。
特に、アールスメロンはビニールハウスで育てられ、甘くてジューシーな味わいが特徴です。メロンの甘さが子供たちに笑顔をもたらし、楽しい食卓の一助となることを期待しています。また、このような活動が子供たちの健全な成長に繋がり、将来的な農業へ関心を抱くきっかけにもなることでしょう。
寄贈式では、磯村理事長が目録を手渡し、共に出席した中部善意銀行の理事長、岡田邦彦氏もメロンを手にし、場を盛り上げました。このような社会貢献活動は、JAバンクあいちの一環として、地域社会の発展に寄与したいという考えから始まったものです。
「食」というものは、私たちの日常生活の中で欠かせない要素であり、特に成長期にある子どもたちには大切です。食を通じて彼らの体を育てるだけでなく、地元の農業に対する理解を深めてもらうことが、地域全体の未来に繋がると信じています。ここで活動するJA愛知信連と中部善意銀行の取り組みは、単なる物資の寄贈に留まらず、子供たちの心に寄り添い、未来を見据えた大切なメッセージを伝えるものとなりました。
これからも、愛知県内でのこのような取り組みが広がっていくことを願っています。寄贈されたアールスメロンが、35の児童養護施設にいる子供たちのもとに届き、彼らの笑顔を引き出し、健康的な生活を送る一助となることでしょう。
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