地域に根ざした子ども主体のまつりが実現
9月6日、摂南大学寝屋川キャンパスで「第2回ぼらポこどもまつり」が開催されます。このイベントは、寝屋川市社会福祉協議会の主催により、地域の小・中学生が中心となり、子どもたちの「やりたい」を形にする機会です。本年も、複数の高校生や大学生がサポーターとして参加し、子どもたちが自ら企画し、運営するユニークなまつりを支援します。
子どもたちが主役の意義
「ぼらポこどもまつり」は、昨年実施された際には約1,000人もの来場者が集まりました。特に小・中学生が中心となり、企画したイベントを楽しむことで、地域との交流を深め、多世代がつながる貴重な機会となったことが評価されています。
企画会議では、キッズキャストたちが自分たちで考案した20個以上の企画案を出し合い、最終的に参加者が楽しめる5つのプログラムを選定しました。その中には、射的やじゃんけん大会など、多彩で魅力的な内容が揃っています。
多世代交流を促す取り組み
参加資格は子どもから大人までで、入場は無料。地域の大学生やボランティアのサポートにより、普段はあまり接点のない世代との交流が生まれることを目指しています。福祉に関心を持つ子どもたちにとって、ボランティア活動は「自分のために、誰かのために」という心を育む良い機会です。
今年のまつりでは、射的やわなげ、紙飛行機大会といった目玉企画の他、幅広い世代が楽しめるようにフードコーナーも設置され、ポップコーンやフランクフルト、チューペットなどが先着で提供されます。
大学生とともに行う主体的な体験
摂南大学の現代社会学科の学生たちは、この「ぼらポこどもまつり」に参加することで、地域社会でのボランティア活動を実践的に学ぶことができます。学生たちは、子どもたちの主体性を尊重しながら運営を支える役割を果たします。
過去の開催では、子どもたちから「楽しかった」「また参加したい」という声が多く寄せられ、地域とのつながりが強化されることが実感されていました。
今後の展望
このイベントを通じて、参加するすべての子どもたちが自らの「やりたい」を発信する力を育てられ、またそれを支える大人たちの存在に気づくことが期待されています。地域において子どもが主役となることで、世代間の交流が深まり、地域社会の活性化に寄与することが目指されます。
最後に、まつり終了後には「おつかれさま会」を実施し、成功を分かち合う時間も設ける予定です。これによって、子どもたちが成し遂げたことの素晴らしさを認識し、さらなる成長へとつながることが期待されます。また、詳細や当日のスケジュールは寝屋川市社会福祉協議会のインスタグラムで随時更新される予定なので、ぜひご覧ください。
このようにして、子どもたちの創造力を大切にしながら、地域とのつながりを深めていく取り組みは、今後ますます注目されることでしょう。