CS放送「衛星劇場」では、2023年4月に「令和によみがえる。懐かしのちょいレア劇場」という特集が放送されます。この特集は、普段の生活ではなかなか触れる機会が少ない映画を取り上げ、映画ファンに一味違った楽しみを提供することを目的としています。
4月の特集においては、代表的な作品としてフォークデュオ「おのねのね」(清水国明、原田伸郎)が主演した1975年の映画「冒険者たち」が放送されます。この映画は、実際のシージャック事件を元に制作された作品で、青春と冒険の要素が詰まっています。
「冒険者たち」のストーリーは、瀬戸内海に面した倉敷という町の閑静な夜明け前に、幼馴染の二人が再会するところから始まります。彼らは、かつて遊んだ小島で、海底の宝探しをしている高校生ともぐりと出会います。このもぐりは、幕末の英雄である長州騎兵隊出身者、立石孫一郎が隠したとされる財宝を探しているのです。物語は、東京から来た女子学生のユミも加わり、彼らの冒険が色彩豊かに描かれます。
また、4月にはその他に田中美里主演の「一本の手」が放送されます。この作品は、有料老人ホームを舞台に、介護福祉士として新たな一歩を踏み出す浦島ミツ子の物語を描いています。彼女が直面するさまざまな人間関係や感動的なエピソードが見どころの一つです。
さらに、玉置浩二が出演する「プルシアンブルーの肖像」や、アニメ形式で描かれたユニークな作品「ゴキブリたちの黄昏」も特集に含まれています。「プルシアンブルーの肖像」は、美しい映像と共に、少年少女の純愛を背景にしたオカルト要素を持つ作品です。一方「ゴキブリたちの黄昏」は、珍しい実写合成アニメで、ゴキブリたちの目を通して人間社会を描く斬新なスタイルが話題を呼んでいます。
このように、4月には懐かしの名作映画が揃い、CS衛星劇場の特集が視聴者に新たな感動を届けます。映画に隠れたメッセージや、当時の時代背景を考えながら観覧することで、普段の視聴体験がより深いものとなるでしょう。ご興味のある方はぜひご覧く ださい。放送スケジュールは、4月4日(金)に「冒険者たち」が午前8時30分から、また4月9日(水)には午後6時45分から放送されます。これを機に、忘れられた名作映画に再び触れるチャンスです。いつもとは違った映画の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。詳細や視聴に関する情報は、衛星劇場の公式サイトをご確認ください。
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