新たなスキンケア商品、伊勢抹茶スリーピングパック
三重県鈴鹿市に本社を構える伊勢抹茶株式会社は、茶農家の視点から新たなスキンケア商品「伊勢抹茶スリーピングパック」を開発し、クラウドファンディングサイトMakuakeでプロジェクトを開始しました。このスリーピングパックは、自社で栽培・製造した伊勢抹茶を原料として使用しています。
Makuakeプロジェクト詳細
プロジェクトは2024年8月6日から9月15日までの期間で先行予約を受付中で、詳細は
こちらで確認できます。リターンに関する情報もMakuakeのプロジェクトページで見ることができます。
茶業界の課題
茶業界は現在、高齢化と後継者不足、急須での茶の消費減少など、多くの課題を抱えています。茶樹の栽培は苗植えから収穫までに5〜7年を要し、簡単には新規参入しづらい状況です。それでも、伝統とふるさとの景色を守ることをモットーに、伊勢抹茶株式会社はさまざまな新しい取り組みを行い、茶業の活性化を目指しています。
スリーピングパック開発の背景
「伊勢抹茶スリーピングパック」を開発した背景には、女性茶農家としての独自の視点があります。スリーピングパックは、過酷な夏の農作業や製造作業を経た後でもやさしく肌をケアできる商品であり、日中の化粧が難しい状況を考慮して開発されました。使用者がリラックスできる時間をもたらすための製品として位置付けられています。
製品の特長
このスリーピングパックは、眠る前に塗布し、そのまま洗い流さないタイプです。
使用される伊勢抹茶は、全て自社農園で生産され、以下の成分が含まれています。
- - アスコルビルグルコシド:ビタミンCの安定型で、抗酸化作用が期待されます。
- - アーチチョーク葉エキス:肌を引き締めてハリを与えます。
- - グリチルリチン酸2K:肌荒れを防止する成分。
- - ツボクサエキス:CICA成分として肌を健やかに整えます。
また、パラベンや鉱物油、合成着色料などのフリーを実現し、肌に優しい使用感にこだわりました。テクスチャーはジェルのようで、寝ている間も快適に使用できるよう配慮されています。
社長からのメッセージ
代表取締役の羽田敏明氏は、三重県鈴鹿市にてお茶の栽培に携わる女性茶農家の後継者として努力しています。「私たちの作る抹茶を活用したスキンケア商品が多くの方に愛され、茶業界が活気づくことを願っています」とコメントしています。
会社概要
伊勢抹茶株式会社は1935年に創業され、抹茶の生産へと転換したのは2017年。この数年でカフェスタンドもオープンし、伊勢抹茶を使った多彩な商品を展開しています。詳しい情報は
公式サイトからお確かめください。
新しい風を吹き込む「伊勢抹茶スリーピングパック」。伝統を守りながらも革新を追求する姿勢が、今後の茶業界にどのような影響を与えていくのか、目が離せません。