RØDEの新機能アップデート
2025-08-28 09:52:06

RØDEが新機能満載の「ロードキャスタービデオ」アップデートを発表

RØDEの大型アップデートで映像制作が変わる!



2025年8月26日、オーストラリアに本社を置くオーディオメーカーRØDE Microphonesが、映像制作に特化したスイッチャー「ロードキャスタービデオ」の最新ファームウェアアップデート(バージョン1.2)を発表しました。このアップデートは、主にコンテンツクリエイターやプロの映像制作現場を念頭に置いており、さまざまな新機能が搭載されています。特に注目すべきは無償のNDI対応とPTZカメラ制御機能で、この更新により映像制作のワークフローがより柔軟かつ強力に進化しました。

新機能の詳細


新たに追加されたNDI(Network Device Interface)機能は、イーサネット接続を介して最大4つのNDI入力と1つのNDI出力を提供します。この低遅延のビデオ・オーバーIP機能により、ユーザーはカメラやiOSデバイスといったNDI対応ソースを同一ネットワークで簡単に接続でき、専用映像ケーブルの必要がなくなります。これによって、ストリーミングやライブ制作の効率が大幅に向上しました。

さらに、RØDEのiOSアプリ「RØDE Capture」もアップデートされ、NDI機能に加え、iPhoneのフロント及びリアカメラを同時に利用しながらのデュアルカメラストリーミングが可能になりました。この機能により、iPhoneをワイヤレスの映像ソースとして活用し、より多様なカメラアングルが実現します。

PTZカメラの制御に関しても大幅な強化が行われ、互換性のあるNDI対応PTZカメラをリアルタイムで操作し、パン、チルト、ズームを自由にコントロールできるようになりました。仕様に基づいて特定のアングルをプリセットに保存し、ボタン一つで呼び出すことができるのも大きな魅力です。

さらなる機能強化


このアップデートでは、映像制作に役立つ数多くの新機能が追加されています。ルマキー機能により、黒背景を透過させることができ、グリーンバックを使用せずにタイトルやロゴのオーバーレイが簡単に行えます。また、キーマスクやレイヤーストレッチ機能によって、不要なエッジを削除し、クリーンな合成が実現可能です。

映像入力のオーバーレイ機能も強化され、様々な映像入力をダウンストリームキーとして利用できるようになりました。これにより、よりシンプルな操作で高度な映像表現が可能になります。さらに、ロードキャスターシリーズ製品との連携も強化され、特定のカメラアングルに合わせたオートスイッチングが実現しました。

さまざまな活用シーン


このアップデートにより、ロードキャスタービデオは広範な活用シーンでその力を発揮します。ウェビナーや企業セミナーでは、講師の音声に連動したカメラの自動切替えが可能となり、ワンマンオペレーションでもスムーズな進行が実現します。YouTubeライブやゲーム実況では、NDI対応のスマートフォンをサブカメラとして追加可能で、手元の映像や別アングルから簡単に挿入できます。この機能を活用すれば、視聴者を飽きさせない豊かなコンテンツ制作が実現します。

小規模イベントや音楽ライブの収録にも対応可能で、有線HDMIカメラと無線NDIカメラを組み合わせた多彩な撮影が行えます。これにより、限られたスペースでも多様なカメラアングルを実現し、オンライン授業や塾の講義では、板書と講師の映像を自動切替えすることで、高品質な授業コンテンツを簡単に提供できます。

まとめ


これらの新機能および強化によって、RØDEのロードキャスタービデオは、プロフェッショナルから小規模チームまで、あらゆる映像制作のワークフローをシンプルかつ高品質に支援することが可能となりました。新しいファームウェアは公式のRØDECaster Appを通じて無償でダウンロード可能で、映像制作における新たな可能性が開かれています。今後の映像制作には、ぜひこのアップデートをお見逃しなく!


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会社情報

会社名
銀一株式会社
住所
東京都中央区銀座3-11-14ルート銀座ビル
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