ソニー・ピクチャーズが新フォーマット『100 Choices』をロンドンスクリーニングで発表

ソニー・ピクチャーズ、コメディフォーマット『100 Choices』を発表

2023年10月、世界的なエンターテイメント企業であるソニー・ピクチャーズテレビジョンが新フォーマット『100 Choices (邦題: １００択ＴＨＥガマン)』のライセンス契約をNTTドコモ・スタジオ＆ライブ（FANY Studio）と結び、2025年に開催されるロンドン・スクリーニングでその詳細を発表することが決定しました。このフォーマットは、観客を楽しませる新しいコメディゲームショーの形式を持ち、期待が集まっています。

『100 Choices』の魅力とは

参加者はチームを組み、出題される難解な質問に対し、100通りの回答と向き合うことになります。正しい答えを選択することができれば、多額の賞金を手にするチャンスがあります。さらに、5つのフィジカルチャレンジに挑むことで、正解を導き出すための選択肢を狭めることができるため、知恵や体力、チームワークを最大限に活かすことが求められます。

この新しい試みは、これまでのゲームショーの枠を超えたエンターテインメント体験を提供し、家庭向けの楽しさを追求しています。様々な要素が組み合わさった新感覚のフォーマットとして、視聴者や参加者にどのような影響を与えるか、今後の展開が楽しみなところです。

国際的な展開

『100 Choices』は、2023年10月にBSよしもとで初エピソードが配信され、その後12月にはAsia TV Forum & Marketにおいても披露されます。そしてついに、ソニーとの契約を経て国際的な配給が行われることになりました。特に、SPTが所有する制作会社であるStellify（英国）、B17（米国）、Curio（オーストラリア）、Teleset（メキシコ）、Floresta（ブラジル）などと連携し、幅広い地域で制作、放送される予定です。

関係者のコメント

ソニー・ピクチャーズテレビジョンの国際フォーマットSVPであるLaura St. Clair氏は、このフォーマットが家族向けエンターテイメントとコメディゲームショーの新たな切り口を持つことに期待を寄せています。彼女は、このフォーマットが週末のゴールデンタイムに放送されるのに相応しいとコメントしており、その可能性を高く評価しています。

一方、NTTドコモ・スタジオ＆ライブのチーフプロデューサーである河村真里氏は、『100 Choices』がコメディの新しいスタンダードを築くものであるとし、グローバルマーケットでの成功を確信しています。

ロンドン・スクリーニングの重要性

ロンドン・スクリーニングは2021年に公式にスタートし、その年の優れたフォーマットが発表される場として注目されています。各国の大手配給会社が集まるこのイベントは、業界関係者が新たなネットワークを築く貴重な機会でもあり、FANY Studioの新フォーマットがどのように受け入れられるか、期待と注目が集まります。

今後の『100 Choices』の展開と、その受け入れられ方に注目していきたいと思います。

会社情報