群馬で第九コンサート
2024-05-15 09:43:48
群馬県太田市で約三千人が歌う第九コンサート計画!文化振興の新たな挑戦
群馬県太田市が、2025年3月9日に合併20周年を祝う特別なイベントとして、北関東初の約3,000人を集めたベートーヴェンの交響曲第9番(第九)コンサートを計画しています。このイベントは、2025年の春にオープンしたばかりのオープンハウスアリーナ太田で行われます。このアリーナは、最大で5,000人を収容可能で、群馬クレインサンダーズのホームアリーナでもあります。
コンサートは、群馬交響楽団と特別に結成される20周年記念合唱団によって行われ、全楽章が演奏される予定です。特に第4楽章では、一般公募により集まった合唱団員が参加し、観衆と一体になって歌うことになります。目標はなんと「3,000人」とのことで、これが実現すれば、サントリー1万人の第九や国技館5,000人の第九コンサートに次ぐ規模のものとなります。
太田市は自動車産業を基盤とした工業都市ですが、文化芸術活動が活発とは言えません。このような状況下で、清水太田市長の発案により、市民の声を集めて第九を歌い、地域の活性化を図ろうという意図があります。コロナ禍で全国的に合唱人口が減少している中、このイベントは長期的な文化振興にも寄与することが期待されています。
合唱団の参加要項は、ソプラノ、アルト、テノール、バスといった声部で、各部門で3000人を募集中で、参加する際は楽譜なしで暗唱で歌えるという条件があります。さらに、本番前にリハーサルに参加することが求められ、参加費は無料ですが、交通費などの自己負担があります。申し込みは2024年5月15日から10月31日まで受付が行われます。また、第九に初めて挑戦する方向けには、特別に初心者クラスも設けられる予定です。
当日は、音楽に対する情熱を持った多くの人々が集まり、歓喜の歌声をアリーナに響かせることでしょう。これにより、地域の文化的な活性化、さらには全国から訪れる多くの人々との交流が生まれることが期待されます。
また、イベントの企画・運営を担当するのは太田市役所の「おおたPR戦略課」で、群馬交響楽団や音楽関係者と手を組んで準備を進めています。当日は、参加者一人一人の思いを乗せた歌声が響くことを目指しています。
この第九コンサートは、太田市にとっては初の試みであり、地域、そして国を広げて多くの人々に文化の素晴らしさを実感してもらう絶好の機会となります。参加希望者は公式ウェブサイトからのお申し込みが必要です。音楽の喜びを共有し、新たな歴史を作るこのプロジェクトに、ぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
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群馬県太田市
- 住所
- 群馬県太田市浜町2-35
- 電話番号
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0276-47-1111