株式会社オプティマインドが「zooba」を導入
名古屋大学発のスタートアップ企業、株式会社オプティマインドが新たに業務効率化を目指し、AIサービス「zooba」を導入しました。この取り組みは彼らのビジョン「世界のラストワンマイルを最適化する」に基づき、デバイス管理の業務を大幅に改善することを目指しています。
導入の背景
オプティマインドの情報システムチームは、PCやスマートフォンのデバイスセキュリティ管理、ヘルプデスク、ISMS委員会の事務局を担っていますが、その中でも特にデバイスの管理や棚卸しに課題を感じていました。デバイス管理部門は単なる資産管理にとどまらず、多様な業務を抱えながらデバイスの管理や手配を行っており、そのため時間効率を向上させる必要がありました。
そのような状況において、「zooba」を知り、その機能に期待を寄せました。
導入の目的
オプティマインドでは、デバイスの管理と棚卸しが常に頭痛の種でした。GoogleフォームやGASを駆使してデバイスに関するデータベースを自ら構築しようとも考えましたが、IntuneやJamf Proといった既存のデバイス管理サービスとの連携も必要で、かなりの労力がかかると懸念していました。
そこで「zooba」を導入すると、すでにこれらのツールと連携できる機能が整っていることを知りました。また、棚卸しも簡単に行えるため、業務の負担が大幅に軽減されることが期待されました。
zoobaの棚卸し機能
特に注目すべきは、zoobaが提供するチャットツール上での棚卸し機能です。この機能により、従業員はSlackアプリの中で簡単にデバイスの状況を報告でき、打ち合わせや他の業務の合間にも手軽に行えるのです。実際に導入後、第一週で約90%の回答を得ることができたとのことです。
導入からしばらく経った後、棚卸しを行った結果、100%の回答率に達し、以前は所在不明だったPCがゼロになりました。これにより、資産管理の透明性が大いに向上しました。
導入後の成果
zoobaの導入により、オプティマインドでは以下のような成果が得られています。
1.
デバイスの一元管理:MacはJamf Pro、WindowsはIntuneでの管理が行われており、異なるMDMツールを使っていた時期には正確な台帳を作成するのが難しかったですが、zoobaの連携機能により誰が何のマシンを使っているかを瞬時に把握できるようになりました。さらに、MDMツールでは管理できない在庫品も一括で管理可能になったことも大きな利点です。
2.
定期棚卸し作業の効率化:最も負担の大きかった棚卸し作業が格段に楽になりました。従業員が簡単に状況を報告できることで、これまでのような複雑なプロセスに煩わされることがなくなり、業務全体の運営がスムーズに行えるようになりました。
担当者の声
「zoobaの導入によって、コストパフォーマンスが非常に良くなりました。また、操作がシンプルで直感的に使える点が、管理部門の私たちには非常に助かりました。カスタマーサポートの反応も早く、困ったときにはすぐに解決策を提案してくれるのも大変印象的です。」と担当者は述べています。さらに、zoobaは棚卸し以外にも情報共有として活用できるため、社内コミュニケーションにも期待が持てるとのことです。
株式会社オプティマインドについて
オプティマインドは名古屋大学発のスタートアップ企業で、AI技術を駆使したルート最適化自動配車クラウド「Loogia」を開発しています。これは、配送計画を自動生成する機能を備え、200社以上の企業で導入されています。彼らは今後も新たなテクノロジーを活用し、様々な業種での業務効率化に貢献していくでしょう。
詳細については、
オプティマインドの公式サイトを訪れてみてください。