楽しく学ぶ防災意識!
J:COMと日本赤十字社がタッグを組み、様々な吉本芸人と共に若者向けの防災教育を提供する映像シリーズが始まりました。その名も『こちらJ:COM安心安全課 supervised by 日本赤十字社』。2024年10月から制作されたこのシリーズでは、レインボーやエルフ、マユリカといった人気芸人が登場し、視聴者に防災に関する基本知識を楽しく学んでもらう内容となっています。
2024年11月25日からは、特に注目のレインボーの出演回が全話公開され、この特別編を通じて、若い世代に防災への関心を高めてもらうことが大きな目標となっています。映像は特設サイトやJ:COMの公式YouTubeチャンネルでも配信され、無料で視聴可能。新しい形の教育を目指すその試みは、多くの人にとって素晴らしい資源となることでしょう。
短尺動画でコンパクトに
このプロジェクトの特徴は、若い世代に合った「タイパ」(タイムパフォーマンス)を意識した3分程度の短尺動画です。防災知識は難解で堅苦しいものと捉えられがちですが、本シリーズでは、コント風のやり取りを交えながら、視覚的にも楽しめるクイズ形式で情報を伝えます。特に、レインボーのお二人が進行を務める回では、大雨時の避難方法や避難所での注意点、認識しがちな「正常性バイアス」について学ぶことができます。
様々なテーマで学ぶ防災
撮影されたエピソードには、以下のような内容が含まれています:
- - 大雨の避難時に知っておくべきこと
- - 自宅から避難する際の手続き
- - 避難所についての注意事項
- - 災害時の心構えについて
それぞれのテーマを通じ、視聴者は実生活に役立つ具体的な知識や心構えを学ぶことができるのです。レインボーの池田さんは、実際にルームシェアをしている経験を活かし、地域での防災知識を共有する重要性を述べています。若者たちにとっての防災意識の向上は、彼ら自身や周囲の人々を守るために必要不可欠です。
ジャンボたかおの思い
また、ジャンボたかおさんは、親世代と若者世代の認識の違いについて触れ、「親がうるさいのは、実は大切なことを伝えたいから」と、注意喚起を呼びかけています。このような視点の共有も、視聴者にとって価値のある情報となるでしょう。
まとめ
J:COMは今後も安心安全な地域作りのために、さらなる防災・減災の取り組みを続けていくとのことです。若者たちが自らの生活の中で防災意識を高めるお手伝いができるよう、今回のシリーズはその第一歩として期待されています。今後の配信も楽しみです。