金融庁が主催する「スチュワードシップ・コードに関する有識者会議」の令和6年度第1回が、2023年10月18日、中央合同庁舎第7号館で開催されました。本会議は、企業の持続的成長を支えるためのスチュワードシップ・コードに関連する重要事項を審議するために設置されたものです。
開催の背景
スチュワードシップ・コードは、投資家が企業に対して責任ある投資行動を促すための枠組みであり、このコードの実践が企業の持続可能な成長に寄与するとされています。昨今の経済情勢の変化や環境問題への関心が高まる中、スチュワードシップ・コードの重要性はますます増していると言えるでしょう。
会議の概要
日時と場所
- - 日時: 令和6年10月18日(金曜日)10時00分~12時00分
- - 場所: 中央合同庁舎第7号館13階 共用第1特別会議室
本会議は以下の流れで進行されました。
1.
開会の辞
2.
事務局の説明
3.
プレゼンテーション
4.
討議
5.
閉会の辞
事務局による説明では、スチュワードシップ・コードに関する現状の取り組みや課題、本年度の議題が提示されました。また、プレゼンテーションでは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や有識者メンバーからの具体的な事例も紹介され、実際の活動とその成果について詳しく語られました。
討議内容
討議では、企業のガバナンスやリスク管理、そして投資家との対話の重要性が強調されました。具体的には、投資家がいかに企業の経営に影響を与え、持続可能な経営を推進していくかについての意見交換が行われました。参加者からは、企業と投資家のより良い対話を促す手法や、コードに基づく運用方針の策定についても議論され、活発な意見が飛び交いました。
YouTube配信
さらに、今回の会議の模様はYouTubeで配信される予定です。この取り組みにより、金融庁の活動やスチュワードシップ・コードへの関心を高め、より多くの人々に情報を届けることが可能になると考えられます。YouTubeでの配信リンクは、金融庁の公式サイトで確認できます。
まとめ
スチュワードシップ・コードに関する有識者会議は、企業と投資家、双方の持続可能な成長のために重要な役割を果たしています。今後も持続可能な社会を実現するための基盤となる議論が続けられることでしょう。金融庁が主導するこの取り組みに注目し、さらなる進展を期待したいです。