AI電話応対サービス『AIレセプション』の成果
株式会社エビソルが提供するAI電話応対サービス「AIレセプション」が、累計電話応対件数1,000万件を達成したことが発表されました。AIスタッフの「さゆり」が飲食店の電話を自動で受け付けるこの画期的なサービスは、2021年10月にスタート以来、全国の飲食店に広がってきました。
飲食店の予約管理を進化させる
「AIレセプション」は、飲食店にかかる電話に対し、AIスタッフ「さゆり」が自動で応対します。このAIサービスによって、飲食店は24時間365日、空席の確認や予約の受付が可能だという大きな利点があります。
2025年6月時点で1,000万件の応対件数を記録し、満席時には他の時間の提案を行ったり、系列店舗の紹介も可能としました。こうした機能は、飲食店の予約機会を損失することなく、スタッフの業務負担を軽減する一助となっているのです。
厳しい経営環境への対応
飲食業界は今、原材料の高騰やエネルギーコストの上昇に加え、人手不足など、多くの課題に直面しています。特に飲食店では、質の高いおもてなしが求められる中、人手不足は深刻な問題です。「AIレセプション」は、こうした課題に対し、効率的な解決策を提供しています。
スタッフの負担軽減と安心な休憩
アルバイトスタッフにとって電話応対はハードルが高く、しっかりした応対ノウハウが求められます。しかし、「さゆり」はお店のルールに基づいて正確に応対し、特別な研修なしで運用できます。これにより、現場での負担を大きく減らし、スタッフが安心して休憩を取る環境が整ったという声も寄せられています。
「AIレセプション」を導入することで、予約の損失を防ぎながら、接客の品質を保ちつつ、労働環境の向上を実現しているのです。
幅広い業態での活用
このサービスは大手チェーンの「鳥貴族」をはじめ、小規模な店舗や個人経営の飲食店など、様々な業態で幅広く利用されています。導入店舗からは、「電話応対を気にせずお客様に集中できるようになった」「予約の取りこぼしがなくなり機会損失が減った」といったポジティブなフィードバックが寄せられています。
今後の展望
エビソルは未来に向けても、AIスタッフ「さゆり」の対話精度や応対力のさらなる向上に取り組み、飲食店の信頼できる「もうひとりのスタッフ」を目指しています。AIと人間の協調が進めば、おもてなしの質向上と働きやすい現場づくりを持続的にサポートしていくでしょう。
予約管理システム「ebica」
また、エビソルが提供する「ebica」は飲食店向けのクラウド型予約/顧客台帳システムで、様々なネット集客ソリューションを駆使し、飲食サービスのアップデートに貢献しています。
「AIレセプション」の活用と共に、今後の飲食業界の発展に期待が寄せられています。