吉祥寺の街が彩る「ハーモニカよこちょ祭」開催決定！

吉祥寺が誇る「ハーモニカよこちょ祭」！

2024年10月13日（日）の11:00から15:00にかけて、吉祥寺のハーモニカ横丁で「ハーモニカよこちょ祭」が開催されることが決定しました。このイベントは、成蹊中学・高等学校と朝日通り商店会の共催によるもので、成蹊中学校の生徒たちの探究学習から生まれたものです。お祭りのシンボルとなるのは、オリジナルキャラクター「よこちょ」。さらに、当日は生徒たちが考案した「よこちょ」のTシャツやグッズが当たる抽選会も予定されています。

成蹊中学校の強みと探究学習

成蹊中学校（東京都武蔵野市）は、リベラルアーツの理念のもと、幅広い教養を身につけることを重視しています。この学校では、「本物に触れる」学びを通じて、生徒たちの知的好奇心や科学的探究心を育む教育を行っています。その一環として、2023年度、中学2年生は地元吉祥寺の課題に取り組む「TORITOWN KICHIJOJI project」というプロジェクトを実施しました。この活動では、商店街や百貨店にインタビューを行い、地域の課題を解決するためのプレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションと優勝チーム

その結果、地域商店や教員、生徒の投票に基づき、ハーモニカ横丁のイメージアップを狙ったチームが優勝しました。この勝利を受けて、ハーモニカ横丁でのレトロをテーマにした「ハーモニカよこちょ祭」の開催が実現することとなったのです。

キャラクター「よこちょ」の誕生

優勝したチームは、朝日通り商店会の「夜の町のイメージを変えたい」という目標をもとに、「かわいいキャラクターとお祭りでファミリー層にアプローチする」ことを提案しました。こうして生まれたキャラクター「よこちょ」は、ハーモニカ横丁の“ハ”の字を耳に見立てたデザイン。提案チームは、「お祭りでは“よこちょ”Tシャツやグッズが当たる抽選会を準備しています」と意気込みを語ります。さらに、地元ユニクロ吉祥寺店の協力を得て、Tシャツのデザインにも力を入れました。

お祭りへの期待

小規模ながらも、子どもたちやレトロなものが好きな方々に楽しんでもらえるお祭りを目指しています。「当日はSNSで多くの投稿をしてもらえるよう、盛り上げていきたい」と、ボランティアとして参加する成蹊中学生は張り切っています。彼らは自ら「よこちょ」のTシャツを着てお祭りをサポートし、地域とのつながりを深めていくことでしょう。

この「ハーモニカよこちょ祭」は、吉祥寺の魅力を再発見し、地域住民や訪問者が楽しむ共に成長するイベントになることは間違いありません！