旅行アプリ「VERY」と「食べログ」が連携開始!
株式会社アクティバリューズが開発した旅行アプリ「VERY」と、日本最大級のレストラン検索サービス「食べログ」が新たに連携を開始しました。この連携は、2025年7月16日から導入される全国の宿泊施設に向けて始まります。目的は、旅行者が快適に飲食店を探し、予約できる環境を提供することです。
連携の背景と目的
近年、訪日外国人観光客の増加に伴い、飲食店を探す際に苦労する「食事難民」が社会問題化しています。特に繁忙期は、外国人旅行者が国内の連絡先を持たず、電話予約が難しいため、宿泊施設のスタッフが代理予約を行うことがよくあります。しかし、これにはスタッフの負担が伴い、トラブルも頻発します。
この課題を解決するために、旅行者自身が多言語で飲食店情報を確認しながら、自ら予約を完了できる環境を整備しました。これにより、食事難民の問題を緩和すると共に、宿泊施設のスタッフの負担も軽減することを目指します。
連携による具体的な利点
1.
豊富な飲食店情報:連携によって、約88万軒の飲食店情報をアプリ「VERY」上で表示可能となります。利用者は宿泊施設からの距離や評価を基に、料理の選択肢を広げることができます。
2.
言語対応による予約の簡便化:飲食店の詳細ページは、英語、中国語(簡体字・繁体字)・韓国語に対応。外国人旅行者は、簡単に予約を行うことができ、代理予約に伴うトラブルを大幅に減少させます。
3.
メンテナンスの手間を削減:食べログが持つデータが自動的に反映されるため、宿泊施設は営業時間や定休日を個別に管理する必要がありません。
4.
宿泊体験の質向上:宿泊施設が選んだ飲食店が表示されることで、評価の低い店舗を除外し、ゲストが満足できる選択肢を提供。これにより、宿泊施設全体の評価も向上します。
食べログとは
「食べログ」は、株式会社カカクコムが運営する、レストラン検索・予約サービスです。約88万店の飲食店が掲載されており、さまざまなジャンルやエリアで検索可能。外国人向けにも多言語に対応しているため、インバウンド需要に応じたサービスを提供しています。
VERYについて
旅行アプリ「VERY」は、チェックイン時に配布される情報やQRコードを利用して、宿泊施設の専用ページにアクセスできるアプリです。さまざまな情報を多言語で提供し、館内の混雑状況や周辺観光情報などを簡単に入手できる便利な機能が揃っています。さらに、食事の予約やサービスのリクエストもすべてアプリ上で完了可能です。
まとめ
今回の「VERY」と「食べログ」の連携により、宿泊施設での飲食体験が飛躍的に向上します。株式会社アクティバリューズは、引き続き宿泊施設とゲストのニーズに応じたサービスを提供し、観光業界のDX化を進めることで、持続可能な観光の実現に貢献してまいります。