発達障がいや不登校の子どもが集う新たな学びの場、GLOBAL GAME

GLOBAL GAME：子どもたちの新しいつながりの場

特定非営利活動法人ここのばが手掛ける「GLOBAL GAME」は、発達障がいや不登校の子どもたちが安心して交流できる小集団支援プログラムです。大阪市の新大阪駅近くで月に一度開催されており、教育版マインクラフトを活用したプログラムとして、多くの子どもたちに支持されています。

教育版マインクラフトを利用した理由

マインクラフトは、特に子どもたちに人気のあるゲームです。その親しみやすさが、「GLOBAL GAME」の大きな利点です。多くの子どもたちがマインクラフトに興味を持っている中で、プログラムは自然な形で他者と関わる機会を提供します。ゲームの中で、協力したり、コミュニケーションを取ることが求められるため、自然と社交スキルが育まれます。

小集団でのコミュニケーション

活動は最大5名の小グループで行われます。ここのばの支援者が常にその様子を見守り、子ども同士のやりとりや共同作業をサポートします。これにより、発達に特性のある子どもたちが気軽に参加しやすい環境が整っています。マインクラフトに慣れた子どもはリーダー役として仲間を引っ張ることもあり、これが自信を育むきっかけとなることもあります。

安心して過ごせる“第三の場所”

「GLOBAL GAME」は、学校や家庭とは異なる“第三の場所”として設計されています。ここでは、発達支援の専門スタッフが子ども一人ひとりをしっかりと見守りつつ、感情のやりとりや思考の整理、創造的な表現をサポートします。特に、人と話すのが苦手な子どもや、学校では疲れてしまう子どもにとって、心地よく過ごせる環境が整備されています。