CData Sync V24.2
2024-08-06 13:20:32

CData Sync V24.2:ノーコードで進化したデータ連携ツールの新機能を紹介

CData Sync V24.2:新たな機能の紹介



2024年8月6日、CData Software Japanがデータ処理ツール『CData Sync』の新バージョンV24.2を発表しました。このアップデートにより、400種類以上のSaaSおよびDBデータをノーコードでETL/ELTできる能力がさらに向上しました。本稿では、特に注目すべき機能強化とそのメリットについて詳しく解説します。

1. リバースETL機能の拡張



新たなCData Sync V24.2では、PostgreSQLおよびAmazon Aurora PostgreSQLからSalesforceへのリバースETL機能が追加されました。この機能により、データ収集や集計をPostgreSQLで行い、その結果をSalesforceに直接書き戻すことが可能になります。これにより、ビジネスユーザーは顧客データをさらに豊富に活用し、データドリブンな戦略の実施が容易になります。

利用例のご紹介



例えば、MarketoやSAP、kintoneといったデータソースをPostgreSQLに統合し、それをSalesforceに書き戻す具体的な手法も順次公開されています。これらの利用法を参考にすることで、実際の業務に即した効果的なデータ連携が期待できます。

2. 変更データキャプチャの機能向上



CData Sync V24.2では、CDC(変更データキャプチャ)の機能も大幅に強化されました。特に初期移行時のパフォーマンスが改善され、ユーザーはすでに存在するデータを基にして差分のみを同期する柔軟なオプションを利用できます。これにより、全件同期の必要がなくなり、操作がスムーズになります。

Dynamics 365のCDC対応



さらに、MicrosoftのDynamics 365で使用されるDataverseがCDCの対象として追加されました。これにより、データの更新や削除も容易にDWHへ反映できるようになりました。

3. ジョブのリトライ機能



エンタープライズ環境において、データの安定稼働は極めて重要です。CData Sync V24.2では、レプリケーションジョブのリトライ処理が簡単に設定できるようになり、非エンジニアのユーザーでも容易にシステムの可用性を向上させることが可能です。これにより、急なトラブルにも迅速に対応できるようになります。

4. その他の機能強化



このバージョンでは他にも多くの機能が強化されています。特に注目すべき点は、PostgreSQLへのデータ転送速度が最大2.5倍向上したことです。また、ジョブのEメール通知設定が改善され、全てのジョブに一括で適用できるようになりました。さらに、UIの時刻表示がサーバータイムゾーンに切り替えられる機能も搭載され、ユーザーの利便性が向上しています。

5. ハンズオンセミナーの開催



CData Sync V24.2に関する理解を深めるため、2024年8月21日にハンズオンセミナーを開催します。このセミナーでは、初めてCData Syncを触る方々を対象に、わかりやすくその機能について説明します。興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳細は公式サイトをご確認ください。

まとめ



CData Sync V24.2は、ノーコードでのデータ処理をさらに進化させ、企業のデータ活動に貢献する新しい機能を備えています。これにより、データ連携の効率が格段に向上し、ビジネスの競争力を高めることが期待できるでしょう。

詳しくはCData Softwareの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
CData Software Japan 合同会社
住所
宮城県仙台市青葉区中央1丁目6-27仙信ビル 8F
電話番号
050-5578-7390

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