三和物産の全体会議
2025-10-10 11:09:57

三和物産、映画館で開催した全体会議の新たな試みとは?

三和物産、「69期全体会議」を映画館で開催



石川県金沢市に本社を置く三和物産は、葬祭商品の企画や提案を手掛ける企業です。2023年9月5日、イオンシネマ金沢フォーラスにて「69期全体会議」を開催しました。今年度のテーマは“未来への扉”。このユニークな会議には、三和物産の社員80名と特別ゲスト20名の合わせて100名が参加しました。

伝統行事としての全体会議



全体会議は1956年より毎年行われる伝統行事で、会社にとって重要な交流の場です。69回目という節目の年に、映画館での開催という新たな試みが行われました。オープニングでは、参加者全員が「会社と自分の変化」をテーマにしたミニワークに取り組み、自己の経験を共有しました。これにより参加者同士の結束感が生まれ、緊張がほぐれていきます。

進行中のプロジェクト紹介



その後、三和物産が進める4つのプロジェクトが紹介されました。まずは、「宣伝会議賞プロジェクト」。2024年の「宣伝会議賞」に応募するためのオリジナル棺「桜風」のアイデア募集が行われ、寄せられたアイデアから「眞木準賞」と「シルバー賞」が受賞という栄誉を獲得しました。

次に紹介されたのは、アートフェア「A・LIFE・FROM・DEATH」。この展覧会では、9名のアーティストによって創作された飾れる骨壺が展示・販売されました。これは、死を日常に取り込むことを目指した試みで、多くの来場者から高い評価を受けました。

三つ目は「死んだ母の日展」。このイベントでは亡き母に宛てた手紙を募集し、実際の展覧会も開催されました。手紙の数は2022年の初開催から2,000通を超え、様々な思いが込められています。中澤希公さんが制作した作品は、家族との時間の大切さを改めて考えさせるものとなりました。

最後に紹介されたのは、「新卒採用プロジェクト」。このプロジェクトでは、お葬式をもっと自由にというコンセプトの下、新卒社員を迎えるにあたって新たな情報発信を行っています。これにより、葬儀業界に対する固定観念を打破し、柔軟なイメージを持ってもらうことを目指しています。

ヤバわんグランプリの開催



続いて行われたのは「ヤバわんグランプリ」。これは社員が「三和のここがおもしろい」といったテーマでプレゼンを行う大会です。熾烈な社内予選を通過したファイナリストたちは、自らの経験や未来のビジョンを発表し、観客による投票で吉田さんが最優秀賞に輝きました。

インターン生の企画と会の締めくくり



会の途中には、インターン生による「スタンディングオベーション」という新しい試みも行われました。誰かの発表を全力で拍手で称えるこの活動は、三和物産の文化を体現する素晴らしいものでした。最後には、西河代表から「挑戦と変化を恐れず、仲間とともに未来の扉を開こう」とのメッセージが届けられ、約4時間に渡る全体会議は盛況のうちに幕を閉じました。

三和物産の企業理念と展望



三和物産は「つながりが実感できる新たな別れのカタチをつくる」というミッションを掲げ、死や別れの多様な価値観を提案しています。このような取り組みを通して、私たちの社会が死生観を再考し、ポジティブな方向へ進んでいけることを願っています。


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会社情報

会社名
三和物産株式会社
住所
石川県金沢市広岡3‐1‐1 金沢パークビル9階
電話番号
076-260-1238

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