メンタルヘルスにアプローチする新しい試み
公益財団法人トヨタ財団は、2024年11月6日(水)にメンタルヘルスに関する特別イベント「みんなと考えるメンタルヘルス2024『こころとことば展』」を丸ビルホールで開催することを発表しました。このイベントは、昨年行われた「アスリート」という視点からのメンタルヘルスに関するシンポジウムの続編であり、より広範なテーマへと発展させる機会となります。
イベントの概要
「こころとことば」は今回のテーマであり、“よりよく生きるためにできること”を議論します。講演やトークセッションの傍ら、来場者が自らの気持ちや思いを言葉として表現できる「ことばのパネル展示」、そして「ことばからことばへのパス」という参加企画も用意されています。
参加者の声を大切に
アスリートや著名人たちが大切にしている言葉が紹介されるパネル展示は、参加者にとって新たなインスピレーションの源になるでしょう。また、いかにして彼らがメンタルヘルスを維持しているか、専門家やアスリートたちによる実践的なトークや体験談が共有されることに期待が寄せられています。
登壇者とプログラム
当日は、東京大学の高橋美保教授による基調講演「現代社会におけるメンタルヘルス ~こころとことばという視点から~」が行われ、続いて助成プロジェクトの成果を発表するセッションも準備されています。 参加予定のゲストには、アスリート心理学者である田中ウルヴェ京博士や元オリンピック選手の萩原智子さんが含まれています。
また、特別ゲストとしての有森裕子さんからの応援メッセージや、室伏広治スポーツ庁長官によるビデオメッセージの上映も予定されています。
誰でも気軽に参加できる
このイベントは無料で参加可能であり、スポーツ、文化芸術、教育などに興味のある方々が対象です。オンライン参加も受け付けられており、より多くの方にメンタルヘルスの重要性を広めることを目指しています。
トヨタ財団の取り組み
トヨタ財団は、1974年に設立され、様々な助成事業を通じて社会問題やニーズに対応するために活動してきました。今回のイベントもその一環として位置付けられ、助成プロジェクトの成果が社会に還元されることを目指しています。
参加登録は公式サイトで行っており、詳細な情報も随時更新されています。心の健康を見直し、考えを深める絶好の機会となるこのイベントに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。