新たな視点で楽しむ近現代建築!
日本の建築に興味がある方々にとって、不可欠な一冊が登場しました。『見かたがわかればもっと面白い!建築を楽しむ教科書』が9月16日に発売され、その内容に多くの注目が集まっています。著者は、建築史家であり、さまざまな建築イベントに携わっている倉方俊輔さん。この本では、近現代建築を楽しむための新しい視点と深い理解を提供します。
魅力あふれる近現代建築30件を厳選
本書では、倉方さんが選んだ魅力的な近現代建築30件が紹介されています。具体例を挙げると、東京建築祭や京都モダン建築祭で取り上げられるような話題の建物から、日本の隠れた宝ともいえる建物まで多岐にわたります。それぞれの建物について、どのような美しさや歴史的価値があるのか、詳しく解説されており、一般の読者でも理解しやすい内容となっています。建築をただ見るだけでなく、背景や意義を知ることで、より深い感動を味わえることでしょう。
建築ヒストリーを通じて知識を深める
また、近現代建築を楽しむためには、その背後にある歴史を知ることも重要です。本書では、明治から現代に至るまでの建築の変遷をやさしく説明しています。この時代、建築家たちはそれぞれの時代背景を受けて、どのような思いで作品を生み出したのかを知ることで、目の前の建物が持つ意味を一層理解できるようになります。倉方さんの豊富な知識と経験が詰まった本書を手に取ることで、あなたの日常の散策や旅行がより一層充実したものになるでしょう。
著者倉方俊輔に迫る
倉方俊輔さんは、1971年に東京都で生まれ、大阪公立大学大学院工学研究科の教授という肩書きを持つ実力派です。彼は日本の建築史の研究活動に従事しながら、数多くの建築イベントの実行委員としても活躍しています。特に「東京建築祭」の実行委員長を務めており、建築の普及と価値の向上に貢献しています。著書には『東京モダン建築さんぽ 増補改訂版』や『京都 近現代建築ものがたり』など、多彩な作品があります。このような経歴を持つ彼だからこそ、本書は信頼性の高い内容となっています。
書籍の詳細情報
- - 書名: 見かたがわかればもっと面白い!建築を楽しむ教科書
- - 著者: 倉方俊輔(くらかたしゅんすけ)
- - 発行元: ナツメ社
- - 定価: 1,980円(税込)
- - 仕様: A5判/224ページ/オールカラー
- - 発売日: 2025年9月16日
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この一冊が手元にあれば、近現代建築の魅力を存分に楽しむことができるでしょう。建築を愛するすべての方々に、ぜひ手に取っていただきたい一書です。