福井・三国港で楽しむ甘えび三昧！春のふくい甘えび祭り開催

春風が心地よい季節となるこの5月、福井県坂井市の三国港では「ふくい甘えび」の本格シーズンがやってきました。特に5月11日に開催される「ふくい甘えび祭り」は、毎年多くの訪問者で賑わい、地元の名物を楽しむ絶好の機会となります。
実は、「ふくい甘えび」は、この地域でしか味わえない特産品です。水揚げが行われるのは三国港だけで、4月27日に再開された朝市でも新鮮な甘えびが並びます。甘えびは、その存在感あふれる紅色と、甘みたっぷりの味わいで人気を博している海の宝石です。

また、ふくい甘えび祭りの目玉である「甘えび詰め放題」は、来場者が自ら甘えびを詰められるユニークな体験。さらに、炭火焼コーナーも設けられ、焼きたての甘えびを楽しむことができます。スタッフによる準備が整った炭火焼きブースでは、地元のお酒とともに最高の食事が楽しめます。

知る人ぞ知る、三国港にはもう一つの魅力があります。「幻のえび」とも呼ばれる「ガザエビ」も、運次第ではその姿を見せることがあるのです。水揚げ量が限られるため、なかなか市場に並ぶことはありませんが、もし運良く目にすることができたら、一緒に味わってみる価値は十分あります。

五つ星の夕食を提供する三国港食堂では、この祭り専用の「甘えび丼」も登場します。300食限定で500円という特別価格は、訪れる価値があります。さらに、販売ブースや様々な屋台がずらりと並び、海鮮BBQを楽しみながら九頭竜川の美しい景色を眺めることもできます。

今年の三国港朝市は、4月27日から毎週日曜日、11月初旬まで続きます。この朝市では新鮮な魚介類が豊富に揃えられ、地元の味を感じることができるため、朝早くから多くの人々が訪れます。

また、今年で4年目になるこの朝市は、新しくリニューアルされた市場での開催です。新鮮な海の幸だけでなく、地元のニーズに応える多様なブースが集まっており、地元の食材を楽しむ絶好の場として親しまれています。

三国湊には、900年以上前の文献にも言及されている歴史があります。格子戸の町家や豪商の面影が残る情緒あふれる町並みは、訪れる人々を惹きつけます。

快適な海の風を感じながら、美味しい甘えびと新鮮な海の幸を堪能できる三国港での春のイベントは、喜びに満ちたひとときを提供してくれます。どうぞ、味わい深い福井の魅力をぜひ体験してください！