株式会社Srustが新たに社外取締役と科学顧問を迎え入れ
日本の研究環境を改善することを目指す株式会社Srustは、実績ある新たなメンバーを迎えました。これにより、さらに強固な体制を実現し、業界改革に挑む姿勢を鮮明にしています。
就任の背景
現在、研究開発の分野では、日本における雇用環境や人材の流動性において、改善が求められています。特に、メディアでも取り上げられる日本の科学技術の衰退や担い手の減少を止めるためには、産業界、学界、行政が一丸となって取り組むことが急務です。Srustはその責任を自覚し、課題に対して実行力をもって解決に向かう決意を示しています。
新しく参画したのは、桂木明夫氏と岡弘樹氏の二人です。彼らは各々の分野で強力なバックグラウンドを持ち、Srustの目標達成に向けて貢献すると信じられています。
桂木氏の経歴
桂木氏は、前リーマン・ブラザーズ証券の代表取締役社長としての豊富な経験を持っています。また、日本興業銀行やバンカーズ・トラスト銀行、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなど、数々の名だたる金融機関でも重要なポジションを歴任してきました。この経験を通じて、広範な人脈と独自の知見を持ち、Srustの事業展開をサポートする役割を果たします。
彼は、自身のコメントを通じて、日本の技術力を再び世界へ発信することを目指すSrustの姿勢に共感し、自らのリソースを活用して貢献する意欲を示しました。
岡氏の経歴
岡氏は東京大学の大学院理学系研究科で日本学術振興会の特別研究員(PD)としての活動を行っており、博士課程在学中に多くの賞を受賞した実績を持っています。アカデミアの視点を活かしながら、Srustのアカデミア向けサービスの展開を円滑に進めることを目指しています。
岡氏もまた、Srustが日本の科学技術の再興を真剣に目指している姿勢に感銘を受け、企業との協力を通じて研究の発展に寄与する決意を表明しています。
Srustについて
Srustは、研究開発分野のエムスリーとなることを志し、現在は特化型スキルシェアマッチングプラットフォーム「フリスト」や、企業の研究開発人材を有望なベンチャー企業に出向させるサービス「monju」を展開しています。幅広い企業にサービスを利用してもらっており、さらなる事業拡大のための体制作りを進めています。
2020年9月に設立され、現在の社長は野崎光太氏です。Srustの取り組みが日本の研究環境を育むための一助となることが期待されます。
【会社概要】