インクルーシブな音楽の魅力を体感しよう!
2024年12月7日、待望のイベント『ホワイトハンドコーラスNIPPONコンサート』が髙島屋史料館TOKYOにて開催されます。この合唱団は、すべての子どもたちを受け入れるインクルーシブな活動を行うことで知られています。この特別なコンサートでは、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなど多様なメンバーが共演し、音楽の力で心をひとつにする瞬間をお楽しみいただけます。
コンサートでは、約30名の子どもたちが参加し、声による歌唱と手話を用いた表現(手歌)を通じて、クリスマスの喜びを伝えます。パフォーマンスの一部には、小原孝氏の詩に樹原涼子氏が曲をつけた『願い~クリスマスの日に』が含まれ、聴衆の心に響く内容となっています。
コンサートの詳細
このコンサートは日本橋髙島屋S.C.の本館1階正面ホールで実施され、2回の公演を予定しており、各公演は30分と短めですが、その分凝縮された感動があります。入場は無料ですが、定員は着席20名となっており、立ち見の場合は自由に観覧可能です。
公演:
- ①14:00~14:30
- ②15:30~16:00
- - 場所: 日本橋髙島屋S.C.本館1階正面ホール
- - 出演メンバー: ホワイトハンドコーラスNIPPON約30名
この特別なイベントは、音楽を通じて地域の子どもたちがつながり、歓びを分かち合う貴重な機会です。音楽の力を引き出し、インクルーシブな社会を目指す「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の活動にぜひ触れてみてください。
合唱団の活動について
「ホワイトハンドコーラスNIPPON」は、2019年に設立された全ての子どもたちのための合唱団です。南米ベネズエラで開始された「エルシステマ」の理念に基づき、障がいの有無や経済状況にかかわらず、誰でも無料で参加することができるよう運営されています。特に注目すべき点は、手話で表現する隊と声で歌う隊がともに活動し、意味深く、かつ新しい音楽体験を創出しているところです。
2023年にはキッズデザイン賞を受賞し、2024年2月にはウィーンで開催される国際バリアフリー賞『ゼロ・プロジェクト・アワード2024』を受賞するなど、その活動は多くの人々に認知されています。これからも多くのイベントを通じて、様々な子どもたちや地域の人々とともに歩み続けることを目指しています。
皆さんも、この特別なコンサートにぜひ足を運んでみてください。音楽の力を信じ、共に未来を創る彼らの姿は、多大な感動をもたらすことでしょう。音楽とともに、心がつながるひとときをお楽しみください!