NEXYZ.とみらいおきなわ、環境問題への取り組みを強化
株式会社NEXYZ.(ネクシーズ)は、沖縄の地域金融機関である株式会社みらいおきなわと営業協力基本契約を締結し、地域密着型の脱炭素支援を推進することを発表しました。これは、中小企業への省エネ設備を通じて、CO₂排出削減に向けた取り組みを行うもので、特にLED照明などの導入を支援します。
環境に優しい地域貢献
おきなわフィナンシャルグループが掲げる「地域密着・地域貢献」理念に基づき、みらいおきなわは沖縄の地元企業に対して環境に配慮したサービスや商品を提供してきました。さらに、2021年の設立以来、カーボンニュートラルに向けた経営コンサルティングなども行い、地域の持続的な発展に貢献しています。
NEXYZ.の取り組み
NEXYZ.は、初期投資をゼロに抑えた設備導入サービス「ネクシーズZERO」を提供しています。このサービスは、LED照明、空調、冷蔵庫、キュービクルといった業務用設備を導入できるもので、導入後の省エネ効果をCO₂削減量に換算したレポートも提供されます。このように、顧客自身のカーボンニュートラルの実現に向けて有効活用することが可能です。また、琉球放送で放映中のテレビCMでも、「ネクシーズZERO」の存在感を示しています。
地域経済の活性化
沖縄で12年間活動を続けてきたNEXYZ.は、昨年2024年に現地法人化し、今後も地域企業や団体との連携を強化し、省エネ設備の普及に力を注ぎます。特に、地元の施工会社に優先的に業務を発注することで、地域経済を活性化しつつ、持続可能な環境への寄与を目指しています。
執行役員CMOの水越祥也氏によると、「当社の強みを生かし、脱炭素社会を力強く推進します。地域の皆様と共に沖縄の明るい未来を創り上げていきます」とのことです。
今後の展望
NEXYZ.は、11万件以上の導入実績を持ち、116の銀行及び信用金庫とのパートナーシップを築いています。地域に根ざした事業展開を続ける中で、資金面や人材不足、知識不足といった課題を抱える中小企業に対し、効果的なコンサルティングサービスを提供していきます。
これにより、沖縄の中小企業が脱炭素化への道を拓く手助けをし、さらなる地域貢献に繋げていく方針です。
持続可能な社会を実現するために、NEXYZ.とみらいおきなわの取り組みは、今後ますます注目を集めていくことでしょう。地域の人々と企業が一体となり、未来へ向かって進んでいく姿勢が、沖縄のさらなる発展を後押しすることは間違いありません。