ヴァン クリーフ&アーペル展
2025-10-07 18:23:01

アール・デコの美とヴァン クリーフ&アーペルの歴史を探る展覧会

アール・デコの美とヴァン クリーフ&アーペル



東京都庭園美術館にて、2025年9月27日から2026年1月18日まで開催される「永遠なる瞬間ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」展は、アール・デコとヴァン クリーフ&アーペルの深いつながりを探る素晴らしい機会です。アール・デコという芸術潮流は、1910年代から1930年代にかけて装飾芸術や建築の領域で展開され、多くのデザイナーたちに影響を与えました。

ヴァン クリーフ&アーペルの起源は1895年にさかのぼります。このメゾンは、アルフレッド・ヴァン クリーフとエステル・アーペルの結婚を契機に生まれました。1906年にはパリのヴァンドーム広場に初のブティックをオープンし、美しいデザインと革新的な技術で瞬く間に名声を確立しました。

本展は、1925年のアール・デコ博覧会を記念しており、ヴァン クリーフ&アーペルが出品した数々の作品、その中でも特に《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》が注目されます。この作品は、メゾンがアール・デコ期に持っていたビジョンを読み解くための重要な鍵となっています。花をモチーフにしたこのブレスレットは、アール・デコの美の象徴とも言えるでしょう。

展覧会は全4章で構成されており、1章では「アール・デコの萌芽」、2章では「独自のスタイルの発展」、3章では「モダニズムと機能性」、そして最終章である4章「サヴォアフェールが紡ぐ庭」では、現在にも受け継がれる「サヴォアフェール(匠の技)」の精神を紹介します。

特に第4章では、金細工やエナメル、宝石彫刻などの作品を通じて、アール・デコの技術がどのように進化してきたかを探ります。およそ250点のジュエリーや工芸品に加え、メゾンのアーカイブからは約60点の資料も展示されています。

東京都庭園美術館は、旧朝香宮邸として1933年に建設され、その優れたアール・デコ様式を今に伝える貴重な建築物です。今回の展覧会は、その歴史的背景もあいまって、アール・デコの美の深さを体感できる絶好の場となるでしょう。

開催概要


  • - 会期: 2025年9月27日(土)〜 2026年1月18日(日)
  • - 開館時間: 10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
  • - 休館日: 毎週月曜日および年末年始(12月28日〜1月4日)
  • - 会場: 東京都庭園美術館
  • - 住所: 〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9

この展示を通じて、アール・デコがいかにして時代を超え、ヴァン クリーフ&アーペルの作品に息づいているのかを感じることができるでしょう。必見の展覧会ですので、ぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
リシュモンジャパン合同会社
住所
東京都千代田区麹町1丁目4半蔵門ファーストビル8F
電話番号
03-4461-8424

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