バンコク日本博2024でのVTuber体験
2024年8月31日から9月1日の3日間、タイのサイアム・パラゴンで開催された「バンコク日本博2024」において、多くの参加者が日本で活躍するVTuberとのミート&グリートを体験しました。このイベントは、日本とタイの文化を結ぶ場として多くの注目を集め、最先端のXR(Extended Reality)技術を活用した新しい交流の形が実現しました。
イベントの詳細
「バンコク日本博2024」は、株式会社ラバブルマーケティンググループの子会社、株式会社コムニコやABALと共同で展開されたもので、VTuberとの直接的な交流を可能にする「Japan VTuber Greeting」が大好評でした。この体験では、MR技術を使用して、参加者はVRゴーグルを通してVTuberと会話を交わし、まるで目の前にいるかのような感覚を味わいました。
3日間で116名がこの特別な体験を楽しみ、会場は参加希望者で常に賑わう盛況な状態が続きました。参加者からは「楽しい」「興奮した」といった感想が多数寄せられ、イベント終了後のアンケートでは約80%の参加者が再度の参加を希望しています。中には、VTuberデビューを予定している方もいたことから、タイにおけるVTuberの人気の高まりが伺えます。
MR技術とその可能性
主催者であるABALの代表取締役、尾小山良哉氏は「VTuberとのミート&グリートは従来の2D映像では実現できなかった新しい体験を提供します。このMR技術はVTuberだけでなく、日本のアニメや漫画キャラクターとも連携し、様々なイベントやマーケティング活動に応用できる可能性があります。」と述べています。
また、今回のイベントで使用されたMR技術は、他の様々なIP(知的財産)とのコラボレーションにも適用できるため、今後のXR技術を活用したエンターテインメントの展開が期待されています。
次なる展開
株式会社ラバブルマーケティンググループでは、ABALとともに「メタビズXR」という新たなXRプラットフォームの提供を開始し、今後もマーケティングやコミュニケーション活動に新しいアプローチを見出していく考えです。この動きは、日本文化の発信や、国際的な交流を促進する重要なステップとなるでしょう。
「バンコク日本博2024」は、3日間の開催を経て、成功裏に幕を閉じました。今後もこのような新たなテクノロジーを活用したイベントが増えることで、より多くの人々が楽しめるコンテンツが広がっていくことを期待しています。