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埼玉県で古代のものづくりを学べる『ほるたま展』開催

埼玉県教育委員会と公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団が主催する『ほるたま展』が、令和7年度に行われます。これは、県民が埋蔵文化財に対する理解を深めることを目的に、2005年から続けられているイベントです。今年のテーマは『古代のものづくり』。埼玉県内の遺跡から出土した貴重な品々を中心に、窯業や製鉄技術に関する遺物が展示されます。

開催概要

今回のほるたま展は、4部制で埼玉県内の異なる施設を巡回して開催されます。各部の詳細は以下の通りです:

第1部 そごう大宮店

• - 会期: 令和7年8月15日（金）～17日（日）
• - 場所: そごう大宮店3階
• - 観覧: 無料

第2部 モラージュ菖蒲

• - 会期: 令和7年10月17日（金）～19日（日）
• - 場所: モラージュ菖蒲3階
• - 観覧: 無料

第3部 ららぽーと富士見

• - 会期: 令和7年11月14日（金）～16日（日）
• - 場所: ららぽーと富士見2階
• - 観覧: 無料

第4部 埼玉県立さきたま史跡の博物館

• - 会期: 令和7年12月13日（土）～令和8年2月1日（日）
• - 場所: 埼玉県立さきたま史跡の博物館
• - 観覧: 要入館料

展示内容

展示点数は全部で12点を予定しており、古代日本の窯業や製鉄に関する資料が主な内容です。出土品としては、製鉄や鍛冶に関連した遺物が4点、瓦製作に関する資料が3点、須恵器が5点展示されます。特に第4部では、展示品が大幅に増加し、より多くの古代の手工業品を見ることができると予告されています。

展示品には、例えば、深谷市で出土した鉄鏃や、上里町の中堀遺跡から出土した鉄製紡錘車、さらに坂戸市の稲荷前遺跡からの軒丸瓦などがあります。これらの遺物を通じて、当時の人々の生活や技術、文化を垣間見ることができます。

ワークショップ

また、第1部と第2部では、来場者が参加できるワークショップ『土器の拓本しおりをつくろう』を同時開催します。このワークショップは、来場者が自ら手を動かして古代の技術に触れる貴重な機会です。家族や友人と一緒に参加し、思い出を作りつつ学べる内容となっています。

最後に

埼玉県の歴史と文化を体感できるほるたま展は、古代の技術の素晴らしさを実感する良い機会です。次世代に伝えたい日本の文化を一緒に学び、楽しんでみませんか？お友達や家族と一緒に訪れる良い機会となるでしょう。

お問い合わせ先
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 資料活用部 渡辺清志
電話: 0493-39-5339
E-mail: [email protected]

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