金沢新都心コンペ
2022-06-17 11:00:16

金沢市新都心軸デザインコンペで未来の街づくりを提案

金沢市新都心軸デザインコンペティション2022



金沢市では、観光需要の回復を促進するために、「十重二十重のまち金沢 新都心軸デザインコンペティション2022」を実施しています。このコンペティションは、金沢駅から武蔵ヶ辻交差点までの都心軸をテーマに、新しい都市空間のアイデアを自由な発想で求めています。

コンペの背景



金沢市は、長年にわたり各時代の建築物の保存と再生に励んできましたが、最近ではコロナ禍による影響で中心市街地における店舗の閉鎖や空き地の増加が問題となっています。また、都市景観条例による高さ制限の影響で新しい建物の建設が難しい状況にあります。そこで、制限から解放される形で、新たなまちづくりのためのアイデアを求めているのです。

本コンペティションが特に注目されるのは、自由な発想で提案された作品が金沢の未来の都市計画に寄与する可能性がある点です。審査員には、世界的に評価される著名な建築家やプランナーが名を連ねており、その選定された作品は金沢市や関係者への提案に繋がるでしょう。

コンペティションの概要



このコンペティションでは、金沢駅から武蔵ヶ辻交差点にかけてのエリアを対象とし、歴史的価値の継承とともに新たな価値の創造が求められています。対象エリアには金沢21世紀美術館や国立工芸館など現代の建築も存在しており、古と新の融合を意識したアイデアが期待されます。

審査員の顔ぶれ



審査員には、建築学界で名を馳せる石上純也氏をはじめ、金沢工業大学の教授や地域の経済人など、専門性豊かなメンバーが揃っています。これにより多角的で実用的な視点から、作品が評価されることになるでしょう。また、審査を通じて選ばれた案は、実際に金沢の景観を変える実現可能性を秘めています。

参加方法と賞金



デザインコンペには、個人や団体からの応募を受け付けています。作品提出の締切は9月7日で、最優秀賞には20万円、優秀賞には10万円、理事長賞には5万円の賞金が用意されています。参加者は自身の作品が金沢のイメージを大きく変えるチャンスを持ち、その成果が市民や来訪者に喜ばれることを目指すことができるのです。

まとめ



金沢市の「十重二十重のまち金沢 新都心軸デザインコンペティション2022」は、観光需要の回復と地域の活性化に向けた重要な取り組みです。自由な発想で魅力ある金沢の街を描く機会を逃さないために、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。金沢の未来がどう変わるか、可能性は無限大です。

会社情報

会社名
公益社団法人金沢青年会議所
住所
石川県金沢市長町1丁目1-58
電話番号
076-232-3027

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