エプソン販売と森ビルの新たなコラボレーション
エプソン販売株式会社は、2025年7月に森ビル株式会社が運営する麻布台ヒルズのコラボレーションパートナーに参加することを発表しました。今回の提携では、エプソンの乾式オフィス製紙機「PaperLab」を用いて紙資源の循環を図り、環境負荷の低減とともに新たな体験を創出することを目指しています。
環境への取り組み
エプソンは、長年にわたり環境問題への取り組みを進めてきました。特に、プリンター業界のリーディングカンパニーとして、環境意識の高まりに応じてペーパーレス化や使用済みコピー用紙の再生に対応する施策を実施してきました。「PaperLab」を活用し、オフィス内で必要な紙を生成することで、資源の有効活用を推進しています。また、エプソンのサービスと技術を通じて、豊かなライフスタイルを提案し続けてきています。
コラボレーションの背景
麻布台ヒルズの「Green & Wellness」を理念とし、エプソンの「省・小・精」の価値観が一致したことで、コラボレーションが実現しました。ここから、麻布台ヒルズの魅力的な街づくりに貢献するためのビジョンが共有され、今後の発展が期待されています。
具体的な取り組み内容
1. オフィス内の紙資源循環
エプソンは、「PaperLab」を利用して、使用済みのコピー用紙を新たな紙に再生します。この技術は、文書を判読できないレベルに細断し、簡単に回収できるため、業務がスムーズに進行します。初期段階では、試験運用を行い、再生紙をどのように活用するかの検証を実施します。これにより、オフィス及び街全体での資源循環が促進される計画です。
2. 環境配慮型広告物の出力サポート
麻布台ヒルズ内の広告掲出場所において、エプソンの環境に配慮したレジンインクを使用した広告出力を支援します。このインクは、VOC(揮発性有機化合物)が少なく、普通紙や壁紙、テキスタイルなど多様なメディアに対応可能です。
3. 感動体験の創出
麻布台ヒルズでは、エプソン独自の技術を活かした体験を提供し、訪れる人々の笑顔を引き出すことを目的としています。以前から「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」プロジェクトでは、プロジェクターやパソコン技術を駆使し、驚きと感動を与えた実績があります。
今後の展望
今回のコラボレーションは、エプソンがこれまで行ってきた環境活動を一層強化し、麻布台ヒルズ内のテナント企業を巻き込んだ街全体での紙資源循環を促進するものです。また、ライフスタイルを豊かにする取り組みを進め、森ビルと共に街全体を活性化させていく考えです。
これからの麻布台ヒルズにおけるエプソンの活動に期待が寄せられています。エプソン販売は、環境に優しい未来を目指して、このプロジェクトを進めていくことでしょう。