神奈川フィルの新シーズン
2025-09-17 16:09:15

神奈川フィルハーモニー管弦楽団、2026-2027シーズンの演奏プログラムを発表!

神奈川フィルハーモニー管弦楽団、2026-2027シーズンの新プログラム発表



神奈川フィルハーモニー管弦楽団(以下、神奈川フィル)が2026年4月から始まる新シーズンの演奏会プログラムを発表しました。神奈川県・横浜市を本拠地とし、56年の歴史を持つ印象的なオーケストラは、今シーズンも多彩なラインナップで驚きを提供します。

音楽専門誌のアンケートでは「好きな世界のオーケストラ」で第4位、「好きな日本のオーケストラ」でも第2位に選ばれた神奈川フィル。音楽の質と情熱が評価されているが、注目される要因の一つは音楽監督に就任している沼尻竜典氏です。彼は、独特の視点でプログラムを考案し、さまざまな音楽ジャンルを組み合わせることで、聴衆を魅了しています。

シーズンオープニングはショスタコーヴィチ



新シーズンの幕開けを飾るのは、ロシアの作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチの交響曲第5番です。ショスタコーヴィチはソ連時代に数多くの作品を残した作曲家であり、その中でも特にこの交響曲は人気があります。ショスタコーヴィチが抱えた苦悩と勝利の物語が込められており、終楽章の金管楽器と打楽器が織り成すフィナーレは圧巻です。このプログラムに挑む沼尻音楽監督の姿勢が期待されます。

さらに、9月の定期演奏会では、原田慶太楼がアメリカの作曲家コープランドの交響曲第3番を指揮します。この交響曲では、特に金管楽器が際立ち、神奈川フィルのテューバ奏者宮西純が演奏するJ.ウィリアムズの協奏曲も注目のプログラムです。演奏を通じて、アメリカ音楽の魅力と神奈川フィルの深い音楽性が響きわたります。

大植英次を招いての「惑星」



10月の定期演奏会では、大植英次をゲストに迎え、ホルストの「惑星」から「木星」が演奏されます。「木星」のメロディは広く知られており、魅力的なメロディが多彩な楽器によって奏でられる予定です。前半では、反田恭平とともにショパンコンクールで第2位を受賞したアレクサンダー・ガジェヴがラフマニノフの作品を披露し、観客を陶酔させることでしょう。

沼尻音楽監督の指揮では、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」やマーラーの交響曲第3番が演奏されます。これらの作品も神奈川フィルの得意とするレパートリーであり、楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか。

新シリーズの登場とお得な特典



今年度から始まった「ミューザ川崎シリーズ」は、2027年に没後200年を迎えるベートーヴェンに焦点を当てたプログラムです。シリーズには、世界的に活躍する奏者たちが参加し、オリジナル性豊かな演奏を期待されます。特に川崎市民は、シリーズに申し込むと40%の割引を受けることができます。この特典は多くのファンに支持されているようです。

神奈川フィルは、SNSやYouTubeを通じて広く情報を発信し、新たなファンの獲得にも積極的に取り組んでいます。音楽は人と人をつなぐ重要な要素であり、神奈川フィルの活動を通じて多くの人々が音楽に触れ合えることが期待されています。

定期会員の特典と入会情報



新たなシーズンのさらなる魅力として、定期会員向けの特典があります。リハーサルの公開に加え、演奏会終了後の楽団員との交流会も予定されており、音楽の舞台裏を体験できるチャンスです。この交流を通じて、ファンは神奈川フィルの魅力をさらに深く知ることができるでしょう。

定期会員の入会受付は2025年11月21日から開始されます。神奈川フィルの公式ウェブサイトでは詳細情報が掲載されており、興味を持たれる方はぜひチェックしてみてください。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団は、地域に密着し、音楽教育の活動にも力を入れています。彼らの活動は、聴く人々の心にさまざまな感動を与えており、今後のシーズンも見逃せません。


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