エコツーリズム大賞受賞
2025-03-04 12:03:17

支笏ガイドハウスかのあがエコツーリズム大賞で最優秀賞を受賞

支笏ガイドハウスかのあが環境省のエコツーリズム大賞で栄冠に



2025年2月3日、北海道千歳市にある支笏ガイドハウスかのあが、環境省が主催する『エコツーリズム大賞』で最優秀賞である『大賞』を受賞しました。この賞は、全国のエコツーリズムに関する優れた取り組みを表彰するもので、支笏湖を舞台にした持続可能な観光や地域の環境保全活動が高く評価されたことを意味します。

エコツーリズム大賞の背景



エコツーリズム大賞は、エコツーリズムを推進する事業者や団体、自治体を対象に、優れた取り組みを表彰し広く知らしめることで、その質と量の向上を目指す制度です。環境省および日本エコツーリズム協会が共催します。エコツーリズム大賞は、地域の持続可能な発展を促進するため、関係者の連携を深める重要な役割も果たしています。

活動の多様性と参加者への配慮



支笏ガイドハウスかのあの主力プログラム『ネイチャークルージング』では、幅広い年齢層や障害を持つ方々など、様々な参加者が楽しめるカヌーツアーを提供しています。ガイドと共に、安定感のあるツインカヌーに乗って美しい支笏湖の景色や野生動物を観察することができます。このプログラムは、4歳から94歳までの参加者がいるなど、多様性に富んでいます。また、視覚や聴覚に障害を持つ方、小児がんの治療中の子どもたちなど、通常のツアーに参加しにくい方々とも共に自然体験を楽しむことができる配慮がなされています。

環境保全活動と地域活性化への努力



2010年に事業を開始以来、支笏ガイドハウスかのあは湖周辺の清掃活動に積極的に参加してきました。特に新型コロナウイルスの影響を受けた際には、クラウドファンディングを活用して「今できることをしよう!」というプロジェクトを実施しました。これにより、多くの地域住民や企業、議員が協力し、湖の清掃活動が行われました。

また、環境保全に関しては、国立公園指導員や自然保護監視員として、定期的にフィールドパトロールを行い、地域の環境保護に寄与しています。さらに、地域発展に寄与すべく、一般社団法人国立公園支笏湖運営協議会にも加盟し、持続可能な地域づくりを推進しています。2024年からは環境省と共に受益者負担の「環境保全協力金制度」も導入予定で、多くの人々に自然環境を守る意識を高めていく方針です。

支笏ガイドハウスかのあについて



支笏ガイドハウスかのあは、2010年から北海道支笏湖と千歳川を拠点にアウトドアガイドツアーやカヌー用品の販売を行っています。明るい未来に向けて、自然と共存しながら多様な可能性を追求し、日々の活動を続けています。所在地は北海道千歳市支笏湖温泉番外地で、代表は松澤直紀さん。これからも、支笏湖の魅力を広めるために、様々な取り組みを進めていくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
支笏ガイドハウスかのあ
住所
北海道千歳市支笏湖温泉番外地
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。