生物多様性保全へ
2025-11-28 14:36:43

日本生命が日本自然保護協会と連携協定を締結し生物多様性保全へ向けた新たな一歩を踏み出す

日本生命と日本自然保護協会が結んだ連携協定の意義



日本生命保険相互会社と公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)が、重要な連携協定を締結しました。この協定は、地域の自然環境の保護・回復を目指し、双方が協力してネイチャーポジティブの実現を目指すものです。

ネイチャーポジティブとは?



ネイチャーポジティブという概念は、生物多様性の損失を防ぎ、その回復を目指すものであり、第15回生物多様性条約締約国会議で採択された昆明・モントリオール生物多様性枠組に基づいています。この概念は、2030年に向けた重要な目的として、日本においても「生物多様性国家戦略2023-2030」の中で位置付けられています。

協定の主な内容



連携協定には次のような主要な事項が含まれています。

1. 生物多様性を量的・質的に保全し、回復させる取り組み
2. 企業の参画を促進するための施策
3. ネイチャーポジティブ推進のための教育・研究・普及啓発活動
4. 自然に根ざした社会課題解決に向けた取り組み(NbS)

この協定は、単なる文書上の約束にとどまらず、具体的な行動を通じて地域社会に実を結ぶものです。

生物多様性保全の現状と課題



近年、世界中で生物多様性の損失が深刻化しています。この背景には、気候変動や土地利用の変化があり、日本国内でもその影響が顕著です。生態系の劣化は、地域の自然資源や人々の日常生活にまで波及しています。こうした課題を解決するためには、企業とNGOが連携し、科学的データに基づいた保全活動が不可欠です。NACS-Jは長年にわたり、地域に根ざした自然保護活動を行ってきた団体であり、その知見と経験を今後の活動に生かしていく予定です。

代表的な連携事例



具体的な取り組みとして、以下のような活動が行われています。

  • - 絶滅危惧種の保全活動: NACS-Jは、絶滅危惧種であるオオルリシジミの保護活動を行い、日本生命との協力によって長野県安曇野市で観察会や調査会を開き、幼虫の食草となるクララの植え付けを行っています。

  • - 自然観察指導員の養成: 自然観察を通じて地域の自然を守る担い手を育成するため、NACS-Jは全国で自然観察指導員講習会を開催しています。日本生命も連携し、2025年度には滋賀県甲賀市で講習会が行われる予定です。

  • - ネイチャースクールの開催: 自然と触れ合う機会が少ない親子向けに、自然の価値を学ぶことを目的とした「にっせーのせ!ネイチャースクール」を開催しています。2025年8月には、両者の協力で滋賀県甲賀市にて実施予定です。

今後の展望



NACS-Jは、日本版ネイチャーポジティブアプローチを通じて、自治体や企業、地域市民とのパートナーシップを深化させながら、生物多様性の保全に関するさまざまな活動を推進していきます。これは、国際的な保全目標とも関連しており、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩と言えるでしょう。

日本生命とNACS-Jの協力によって、地域環境と社会の調和を図りつつ、ネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みを加速させていくことで、持続可能な未来が見えてくるはずです。

これからの活動に注目が集まる中、両者の協力がもたらすインパクトは大きいことでしょう。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本自然保護協会
住所
東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
電話番号
03-3553-4101

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