Kinishが1.2億円調達
2025-02-14 14:33:29

株式会社Kinishがシードラウンドで1.2億円を調達し持続可能な食品開発に加速

株式会社Kinishがシードラウンドで1.2億円調達



日本のグローバルフードテックスタートアップ、株式会社Kinish(本社:東京都新宿区、代表取締役:橋詰寛也)が、シードラウンドで1.2億円の資金調達を成功させました。この投資は、ジェネシア・ベンチャーズや三菱UFJキャピタルなど、名だたるベンチャーキャピタルからの支援を受けたもので、持続可能な食品の開発に向けた大きな一歩となります。

Kinishのミッション


Kinishのビジョンは「Food Pleasure with Sustainability」、つまり美味しさと持続可能性を両立する食品の提供です。植物分子農業を駆使し、牛乳タンパク質を米から生成する革新技術を開発。これにより、従来の畜産必要なく、環境負荷を軽減した乳製品を実現します。

近年、地球温暖化や水不足、森林伐採などの環境問題が深刻化しており、従来の乳牛の飼育がもたらす環境負荷が見直されています。このような背景の中、Kinishが提案する植物性乳製品は、ますます注目を集めることが予想されます。

資金援助の目的


調達した資金は大きく三つの方向に活用されます。
1. 特殊イネの開発:牛乳の主要成分であるカゼインを生成する特殊な品種イネの開発に従事し、商業スケールでの生産を視野に入れた研究・開発を加速させます。
2. 植物工場の研究推進:温暖化の進行に伴い、矮性イネを植物工場で栽培するモデルを採用し、二酸化炭素の排出抑制にも貢献します。これについては静岡大学との連携が強化されています。
3. マーケティングの強化:代替乳製品の開発ノウハウを基に、カゼインを含まないアイスクリームなどの商品化を計画し、日本とアメリカ市場での販売に向けたマーケティング活動を進めます。

CEOのメッセージ


橋詰寛也 CEOは「美味しい食事は人が生きる上で重要であり、我々の目標はその食の喜びを持続可能な形で提供すること」と述べています。Kinishは、このビジョンに共感した投資家たちからの支援を受け、さらなる研究開発と国際展開を推進していく考えです。

投資家の反応


投資家たちもKinishのポテンシャルに冗談の余地なく期待を寄せています。ジェネシア・ベンチャーズの曽我部崇氏は、Kinishが低コストで高品質な代替乳製品を提供する能力を認め、今後の成長に期待を寄せています。

採用情報


Kinishでは現在、マーケティング、研究開発マネージャーなどのポジションを募集しています。興味のある方はぜひご応募ください。

株式会社Kinishの概要


  • - 所在地:東京都新宿区新宿3-5-6
  • - 設立:2023年1月
  • - URLkini-sh.com
Kinishは、美味しさとサステナビリティを両立させる画期的な製品開発に取り組み、今後のフードテック業界に新たな風を吹き込む存在となることでしょう。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社Kinish
住所
東京都新宿区新宿3-5-6ビジネスエアポート新宿三丁目 5F Room 507
電話番号
090-7406-4232

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