NECがMSCIの主要ESG指数に選定される
NECは、アメリカの金融サービス企業MSCIが発行する「MSCI Selection Indexes」や「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」に選定されました。この選定は、NECの企業活動が環境、社会、ガバナンス(ESG)の観点から高く評価されていることを示しています。
MSCIは、世界中の投資家に対して重要なサポートツールを提供する企業であり、その指数には、環境への配慮や社会的責任、優れたガバナンスを実践している企業が選ばれます。NECは2015年からこの指数に名を連ねており、持続可能な社会づくりに貢献していることが伺えます。
さらに「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」と「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、日本の年金運用を担う年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する6つの日本株指数に含まれており、NECは2017年以降、これらの指数にも選定されています。加えて、NECは企業の透明性や社会的責任を重視し、問題解決のための努力を続けています。
2005年、NECは「国連グローバル・コンパクト」に署名し、人権、労働、環境、腐敗防止の原則の下で、社会に対しての負の影響を最小限に抑える活動をしています。企業の成長をサステナブルなものにするため、「2025中期経営計画」でもESG視点を優先し、重要なテーマに取り組んでいます。これにより、ESGインデックスへの継続的な組み入れを目指しています。
NECは「NEC Way」という価値観と行動の指針のもと、安全、安心、公平、効率を追求し、全ての人がその人らしさを活かせる持続可能な社会の実現を目指しています。この取り組みはSDGsの目標達成にも寄与し、社会価値の創造に貢献しています。
今後もNECはその価値観を基に、持続可能な社会のためにどのように貢献できるかを常に考えながら事業展開を進めていく予定です。NECが所属するグループ全体がこの理念を共有し、具体的な行動に移しています。
結論
NECのMSCIの主要指数への選定は、同社のESGに対する取り組みが高く評価された結果です。この選定を受けて、NECはさらなる社会価値の創造と持続可能な経営を推進し続けるでしょう。