歯科インプラント治療の新しい可能性
現在、歯科インプラント治療の分野では、幹細胞培養上清液の臨床応用が注目されています。一般財団法人日本スウェーデン歯科学会は、2025年7月30日(水)19時30分より、無料ウェブセミナー「幹細胞培養上清液のインプラント治療への応用における現状と展望 - Vol.6 抗加齢(アンチエイジング)としてのインプラント治療」を開催します。このセミナーでは、幹細胞培養上清液がインプラント治療にどのように活用されているのかを詳しく解説します。
幹細胞培養上清液の効果
この新しい治療法は、骨造成における治癒期間を短縮し、インプラント治療後の疼痛を和らげるなど、多くの有効な結果を示しています。実際に、2023年11月から2025年5月末までに実施した50件以上の臨床実績から、幹細胞由来の生理活性物質が様々な治療効果をもたらすことが明らかとなりました。これにより、高齢者や歯周病に悩む患者が再び自分の歯のように食べる喜びを取り戻す手助けとなると期待されています。
セミナーの内容
このウェブセミナーでは、以下のポイントが取り上げられます:
- - 臨床症例の紹介: 50症例以上から得られた知見を基に、実際の治療結果を発表。
- - 術式の解説: GBR(骨誘導再生法)、サイナスリフトなど具体的な手技を動画や画像を用いて詳細に説明。
- - 効果測定のデータ: CBCT(三次元CT)画像を用いた評価やインプラントの安定性を示す数値データを基に、治療効果を多角的に分析します。
このセミナーは、単なる食機能の回復にとどまらず、患者の生活の質(QOL)を向上させる次世代のインプラント治療について学び合う貴重な機会となるでしょう。
具体的な症例
セミナーでは、特に骨粗しょう症の患者における症例も紹介します。2年前に抜歯した後、治癒不全で骨欠損が生じたケースでは、幹細胞培養上清液を用いた治療が行われました。具体的には、欠損部に培養上清液を混ぜた骨補填材を注入した結果、術後2カ月で炎症症状が消失し、骨の再生が確認されました。このような成功事例が多くの患者に希望を与えています。
開催概要
- - 日時:2025年7月30日(水)19:30~21:00
- - 形式:ウェブセミナー(オンライン)
- - 参加費:無料(事前登録制)
- - お申し込み方法:以下のリンクから事前登録をお願いします。
公式申し込みリンク
本セミナーの参加特典として、幹細胞培養上清液の特別価格提供や再学習用の資料共有、さらにハンズオン講習の機会が用意されています。あなたの臨床に役立つ貴重な情報を得られるチャンスをお見逃しなく!